
【秋冷えに注意!】体と肌が「さび」ていませんか?
- 更新日:2019/11/06
- 公開日:2019/11/06
冷え→さび→水太り→冷え太りに
いよいよ秋が深まってきましたね。いい季節ではありますが、私たち女性にとって、気をつけなければならないことがあります。それは、「冷え」です。
「やっと涼しくなったあ」と油断していると、気づかないうちに体の芯が冷えて、その結果、体や肌が“さび”たり、“水太り”になったり、究極“冷え太り”まで起こします。
冷えると代謝が落ち、血流も低下するので、乾燥肌や荒れ肌の原因にもなりますね。
ということで今回は、秋冷え対策についてお伝えします。
さびタイプの冷えは…

まずは、このチェックを行ってみてください。あなたの冷えタイプのひとつがわかります。
目の下にクマができやすい
顔のくすみが気になる
あざができやすい
肩こり、首こりしやすい
便秘症
生理痛がつらい
生理の出血量が多い
3つ以上チェックがついたら、あなたの体と肌は「さび」やすいタイプです。
どうして冷えると、“さび”につながるのでしょうか?
冷えによって、血液の循環が悪くなり、体のすみずみまで必要な栄養分や水分が十分行き渡りません。さらに、リンパの流れも悪くなるので、体内の老廃物もデトックスしづらいのです。
そして最大のさびの原因は、血流低下による活性酸素の発生です。活性酸素こそ、さびのおおもと!
ご存知のとおり、活性酸素は、不調の原因にもなるし、美肌の敵でもあります。さびることは、老けること。
冷えさびタイプの人は、抗酸化対策をしっかりとる必要があります。
フィトケミカルに注目

体と肌の大敵である、さびの原因である活性酸素を除去するためには、抗酸化作用のある栄養素をたっぷり摂りましょう。
抗酸化作用が高いのは、なんといってもビタミンC、ビタミンE、フィトケミカル(ポリフェノール、フラボノイド、カテキン、イソフラボン、リコピン、アントシアニンなど)です。
いずれも緑黄色野菜にたっぷり含まれています。特にフィトケミカルは、赤、黄色、緑、紫など色鮮やかな野菜、果物、魚介類、唐辛子などの辛み成分にも含まれています。それから、にんにく、しょうが、玉ねぎなどの芳香成分にも!
フィトケミカルは、強力な抗酸化力をもつ栄養素として大注目されています。老化防止にも欠かせません。
特に秋が深まり冷えてきたら、さびない体にするために、ビタミンC、Eとともに、フィトケミカルをたっぷり摂る食生活が大事ですね。
次週は、さび以外の冷えタイプを診断して、その対策をお伝えします。
▼著者:増田美加さんの人気コラム▼
・「出血が多い」「かぶれてかゆくて痛い」など生理に関するアンケートにお答えします!・妊娠していないのに生理が遅れる原因は?
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増田 美加
(女性医療ジャーナリスト)
女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。
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