女性のカラダ

生理前後のお通じトラブル。その原因は?

生理前後のトラブル

生理の度に便秘または下痢になりやすいという方も多いはず。中には生理前後に便秘と下痢の両方に必ずなり途方に暮れている方もいるのではないでしょうか? 


女性の生理は様々なホルモンの働きが絡み合うため、その前後は身体のトラブルが多くなりがちです。

では、どんなホルモンが私達の身体に働きかけているのでしょうか? 



黄体ホルモンの分泌が増えると便秘になりやすい?

便秘

女性の月経周期には卵胞期・排卵期・黄体期があります。

排卵を終え黄体期になると基礎体温が高温になり子宮内膜を良好な状態に保ちます。

この働きをするのが女性ホルモンの1つ、黄体ホルモン。


この黄体ホルモンは妊娠を維持するホルモンで子宮の筋肉の収縮を抑える働きがあります。

子宮は胃や大腸と同じ平滑筋という筋肉で出来ているので、黄体ホルモンは他の内臓にも働きかけ、大腸の収縮が抑えられてしまいます。

これが生理前の黄体期に便秘になる原因の1つです。


セロトニンの分泌低下も便秘の原因に?

黄体ホルモンの分泌が増える影響で、黄体期にはセロトニンと呼ばれるホルモンの分泌が低下します。

セロトニンは消化・睡眠・身体と心のリラックスなど副交感神経の働きに関わるホルモンの1つ。


セロトニンの実に90%が小腸に存在すると言われています。

このため生理前の黄体期のセロトニン分泌低下は便秘につながるのです。


生理中の過剰なプロスタグランジンが下痢になる?

下痢

生理が始まると黄体期とは逆に子宮内膜をしっかり剥がして排出させるため、子宮の平滑筋を収縮させる作用が強くなります。

この働きをするホルモンがプロスタグランジンです。


プロスタグランジンの分泌が過剰になると、他の内臓の平滑筋の収縮も激しくなります。

この作用

大腸に及ぶと生理中の下痢になるのですね。



毎月生理がある女性の身体は、いかにホルモンの働きが複雑に関わっているかお分かりいただけたでしょうか? 


では東洋医学ではどのように治療するの?

東洋医学では便秘の原因はこんな風に考えられています。


・熱がこもり水分不足によるもの

・ストレスが原因の気の巡りの悪さによるもの

・気の不足や血の不足が原因の機能低下によるもの

・冷えによるもの


熱も冷えも便秘の原因になるのですね! 


実は下痢も便秘と似たようなメカニズムなのです。


・湿熱、湿寒によるもの 

・ストレスが原因の気の巡りの悪さによるもの 

・気の不足が原因の機能低下によるもの 

・冷えによるもの 



東洋医学では、過剰に働いて熱を持っているか、冷えて働きが悪くなっているか、身体の気(温かいエネルギーのようなもの)・血・水の巡りが滞っていないか、身体全体を診ながら便秘や下痢の症状を予防・緩和していきます。


冷えていたら温め、熱を持っていたら冷まし、働きが落ちていたらエネルギーを補充し、気の巡りが滞っていたら良く巡るようにします。



これは私達の普段の生活でも同じことが出来ます! 

身体を冷やさないようにして、熱をもつお酒や香辛料は程々にし、消化器がオーバーワークにならないように腹八分目の食事を心がけ、気の巡りが良くなるよう適度に身体を動かす。


こんな些細なことですが、充分に予防になりますよ! 

ぜひ、いつもの生活に取り入れてみて下さいね。



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