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腸内環境を整えよう! 夏の下痢と胃腸炎対策

夏の下痢と胃腸炎対策

夏の下痢、どうすれば?

夏は、どうしても腸内環境が乱れやすくなります。暑いので、冷たいものを食べたり飲んだりしがちですし、冷房でも体の内側から冷やします。


「冷たいものを控えているのに、夏はすぐ下痢をします。どうケアすればいいですか?」という質問を多くいただきます。


こういう人は、冷房病のことが多いです。体の表面が冷えることで、内臓にも影響が出てしまいます。こういうときは、内臓を温めることが大事。


冬場に使っていたポットを活用して、ポットに温かいお湯を入れて、こまめに飲むだけでも変わってきます。ポットに入れるお湯は、生姜湯にするとさらに温まります。


生姜湯の作り方は、簡単です。生姜湯は、お湯がマグカップ1杯程度なら、すりおろした生姜を50グラム程度入れます。


甘みは、メープルシロップをスプーン1杯程度入れて。メープルシロップは、ミネラル、ビタミンが豊富なため、ハチミツよりおすすめです。


夏の下痢や腸を整える漢方薬は?

夏の下痢と胃腸炎対策

夏の下痢にいい漢方薬で対処する方法もあります。


夏の便秘や下痢など、消化器の症状には、「建中(けんちゅう)湯(とう)」という名前がついたふたつの漢方薬が役立ちます。


ひとつは、「大建中(だいけんちゅう)湯(とう)」で、山椒(さんしょう)、生姜(しょうが)、朝鮮人参、水飴(みずあめ)でできています。冷えたおなかを内側から温め、腸の動きをよくする薬です。


もうひとつは、「小建中(しょうけんちゅう)湯(とう)」で、シナモン、ナツメ、生姜、芍薬(しゃくやく)、甘草(リコリス)、水飴でできています。整腸作用があって、腸の動きを整えます。


両方とも、冷えからくる腹痛にも効く、体の内側から温める漢方薬です。


ほかにも、夏の暑さで弱った腸の働きを整える漢方薬があります。


「黄耆(おうぎ)建中(けんちゅう)湯(とう)」は、疲れた体を癒し、腸の働きを整えます。また、「当帰(とうき)建中(けんちゅう)湯(とう)」は体の冷えをとって、腸の働きを整える漢方薬です。


病院で医師に処方してもらえば、漢方薬は、健康保険が使えます。


夏の胃腸炎には…

夏の下痢と胃腸炎対策

「毎年夏になると、胃腸炎になって困っている」という質問もよくいただきます。


夏になると、暑さに弱い人は、胃腸炎になりやすいようです。体力の低下とともに、腸管の免疫力が低下することで、胃腸炎を起こすのでしょう。


胃腸炎にならないようにするには、腸内環境を整えて、腸管免疫を高めることが大事です。


胃腸炎を起こす前に腸内環境を整えて、予防するためには、日ごろから水溶性食物繊維を摂ることが大切。生野菜などの食物繊維をたくさん摂ることです。


水溶性食物繊維は、イースト菌や悪玉菌を減らし、アンモニアなどの有害物質の排泄を促す効果があります。


キャベツ、大根、海藻類をたくさん食べましょう。




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  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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