女性のカラダ

【梅雨時の不調②】関節が痛む

関節が痛む

なぜ雨の日に痛くなるの?

梅雨時になると、膝や腰などの関節や古傷が痛むという人が多いのを知っていますか? これは決して迷信や言い伝えではなく、医学的にも証明されています。

「今日は膝が痛いから、雨が降る」「起きたとき、関節の具合で外を見なくても天気がわかる」というのは本当なんです。


雨の日に、関節や古傷が痛む症状を医学的には「気象病」と言います。今も、さまざまな研究が行われています。


なぜ、雨の日に関節痛が起こるのでしょうか?

雨の日は、低気圧がやってきて気圧が下がります。気圧が下がると、体内でヒスタミンという物質が増えます。

ヒスタミンは、体にさまざまな影響を与えますが、大きな働きとして「自律神経への影響」と「血管の拡張」があります。


交感神経が優位になって…

雨と女性

気圧が低くなると、体はそれに順応しようとして、速やかに血圧と心拍数を上げます。これは交感神経優位の状態です。交感神経の活動が活発化すると、感覚受容器の働きが活発になり、痛みに敏感になるのです。


交感神経優位があまりに続くと、副交感神経にも影響が起こり、自律神経のバランスが乱れます。すると、気分が落ち込んだり、全身の倦怠感が起こり、さらに痛みに敏感になります。


さらに、ヒスタミンが増えることで、関節が炎症を起こし、痛みへとつながります。

炎症といっても軽いものですが、膝などの関節がすり減っている場合や、古傷がある場合は、そこに炎症が起こりやすくなっているため、痛みが強くなるのです。

自律神経のバランスが崩れているところに、さらに痛みが加わるため、非常に不快な痛みになると言われています。

このように、気圧の変化は私たちの体にたくさんの影響を及ぼすのです。


血行をよくしましょう!

ストレッチ

痛みが発生する部位からヒスタミンを除去すれば、痛みはずいぶん改善されます。そのためには、血行をよくすることが大事。


血行をよくするためには、運動がいちばんいいのですが、雨の日にはウォーキングはできないし、運動をするのはなかなか難しい…。

しかも、だる重さや倦怠感があるので、なおさら運動する気にもなりにくい…。そこでおすすめしたいのは、ゆっくりお風呂に浸かること!


これだけでも、だいぶ血行はよくなり、痛みが少なくなります。痛みを感じる部分を湯船でほぐすようにマッサージすると、さらに効果があります。

また、お風呂上りにストレッチをすれば、血めぐりがさらにアップするのでおすすめです。


睡眠も大事です!

睡眠

睡眠は、どんな不調解消にも効果的ですが、やはり、関節痛にも睡眠を十分とることは重要です。

睡眠をしっかりとることができれば、自律神経のバランスが整い、「気象病」を抑えることができます。

また、寝るときは、できる限り冷房で冷やし過ぎずに除湿にして、睡眠環境を快適にするようにしましょう。


気象病に効果のある栄養素

ビタミンC

気象病を改善するためにおすすめの栄養素は、ビタミンC、カルシウム、コラーゲンなど。


ビタミンCは、副腎皮質ホルモンの原料として使われるので、自律神経のバランスを整えてくれて、ストレスを減らす効果があります。

カルシウムは、骨を強くするだけでなく、痛みがある神経をなだめる効果も。

コラーゲンは、軟骨の主成分でもあり、すり減った関節を補強することができるので、気象病の痛みを軽減することが期待できます。

これらの栄養素を上手に摂って、梅雨時の関節痛や古傷の痛みを上手にやわらげでくださいね。



▼著者:増田美加の人気コラム▼

【梅雨時の不調①】だるい、眠い
女性ホルモンの波に合わせた荒れ肌ケア♡
女性ホルモンリズムを知って心のエネルギー切れを解消!
【妊活】がんになっても子供は産みたい!『卵巣凍結』という方法知ってる?
性交痛はどう治療する?
美容にいい○○のウソとホント【その1】 生理前に豆乳がいいってホント?
  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

女子力アップ

編集部ピックアップ

女子カレとは?

今週のお悩みQ&A

広告掲載について

Facebook

Twitter

ページTOPへ