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あなたの便秘のタイプは?タイプごとの対策方法をご紹介♪

便秘のタイプ

前回のコラム

便秘改善法をご紹介♪大豆とごぼうはおすすめです!

あなたの便秘のタイプは?

便秘にはタイプがあるって、ご存知でしたか? 便秘に悩んでいる人は、自分のタイプを知ることで、原因と対策がわかると思います。


■ ダイエット便秘

ダイエットのため食事量が足りず、その結果、食物繊維が不足してしまい、便となる材料が少ないため便秘になっているタイプ。


■ 直腸性便秘

生活習慣がもとで、直腸(大腸のうち肛門に最も近い部分)部分の働きが鈍く、排泄に必要な蠕動運動が弱いタイプ。朝、便意があっても時間がないからと我慢したり、外出先では恥ずかしくてできないなどをくり返していると起こりやすい。


■ 弛緩性便秘

筋力が低下しているため、便を押し出す腸管運動が弱く便秘を起こしているタイプ。運動不足の人や高齢者に多い。便意があってトイレに行ってはみても、少量しか出ない、あるいはすっきり出た感じがしない。


■ けいれん性便秘

ストレスが原因で、自律神経が乱れ、腸の働きに異常が起きる。自律神経が乱れると、腸管運動が強くなり過ぎ、腸にくびれが生じて、便が押し出せないなども起こる。便秘と下痢を繰り返すことがあるのが特徴。


いかがでしょう。どのタイプがあてはまりましたか? なかにはふたつのタイプが重なっている場合もあるかもしれません。

では、タイプごとに対策を考えてみましょう。


極端なダイエットは避け、バランスのとれた食生活を

便秘のタイプ

まず、「ダイエット便秘」タイプさんですが、ダイエット中も食物繊維や発酵食品、乳酸菌などを食事の中に上手に摂りいれることが大事です。

ダイエットは、一つの食品だけを食べる、極端に長期間食事を減らすなどは、リバウンドも起こしやすく、かえって不調を招き、痩せにくくなります。肌も乾燥して、シミやシワの原因にも。美容と健康に悪い影響を及ぼします。

極端に食事量を減らすと、まず食物繊維や水分が不足してしまいます。

「太るから」と避けがちな脂肪分も減らしすぎると、便の滑りが悪くなって出にくくなります。

ダイエットは、バランスのとれた食事をすることが近道です。


朝食後、トイレに行こう

便秘のタイプ

「直腸性便秘」タイプさんは、朝食後、必ずトイレに行きましょう。

胃、結腸反射(=食べ物が胃に入ると腸に排便を促す指令)が、最も便が出やすいタイミング。朝食をしっかり(朝食量が少ないと便が出ません)食べたあと、トイレに行く。この習慣が大事です。

たとえ最初は出なくてもいいのです。朝食を食べる、トイレに行く、まずこの習慣から始めてみてください。

それから、便意が起こっているのに、我慢することをくり返していると、直腸の排便反射が弱くなり、便意を感じにくくなってしまいます。トイレはできるだけ我慢しない、ことも大切です。


腹筋運動とマッサージをしよう

便秘のタイプ

「弛緩性便秘」タイプさんは、運動不足の可能性があります。運動不足は、便秘の大きな原因になります。

特に、体力や筋力の低下が原因の弛緩性便秘さんは、腹筋運動の効果が高いです。若くても、自分の想像以上に腹筋が落ちている人も少なくありません。

たとえば、あお向けに寝て、脚を延ばした状態で、手を頭の上にあげながら、反動をつけずに座位まで起き上がることができますか? 若くてもこれができない人は、腹筋が落ちている証拠。

腹筋は、ひざを立てて、あお向けから45度くらい起き上がるだけの浅いものでも十分効果があります。毎日、20回くらいは行えるといいですね。

時計回りに行うおなかのマッサージも、毎日の習慣にしましょう。


ストレスケアが大事

便秘のタイプ

「けいれん性便秘」タイプさんはストレスが原因のことが多いです。胃、小腸、大腸などの消化器官は、自律神経にコントロールされています。そのため、強いストレスを受けると、腸管の運動が弱くなって、胃酸や腸液の分泌が悪くなります。そうなると、便秘や下痢、おなかの張り、ガスが溜まるなどの腸の不調が起こりやすくなります。

忙し過ぎると、トイレの時間も余裕を持ってとれませんね。

便秘の改善には、週に1~2日はゆっくり休養をとり、ストレスを解消することも大切です。


こんな怖い病気にもつながります

慢性的な便秘は、大腸がんの原因の1つにもなります。大腸がんは今や、もっともかかりやすいがん。便秘によって腸内で増えた悪玉菌が発がん物質をつくり、がんのリスクが高くなると言われています。

また、便秘で腸内細菌のバランスが崩れると、脂質や糖質の分解や吸収に影響を及ぼします。そうなると、太るだけでは済まされず、生活習慣病も発症しやすくなります。たかが便秘と軽視できません。


生活習慣病とは、「脂質異常症(高脂血症)」「動脈硬化」「糖尿病」などです。

「脂質異常症(高脂血症)」といって、血液中のコレステロールや中性脂肪が増え過ぎてしまう病気。

「動脈硬化」は、血管の内側にコレステロールなどの脂質やプラークがたまり、管が狭くなり、血流が滞る病気。

「糖尿病」は、血糖値を下げるインスリンの作用が低下し、血糖値の高い状態が続く病気。


これらの病気を予防するためにも、便秘対策を今から始めてください。




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  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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