妊活

妊活と生理にまつわる不安を専門家が回答!

  • 更新日:2019/06/06

生理に関するお悩みに答えます

女子カレで生理に関するアンケート調査を行ったところ、700件近いお悩みが寄せられました。

それをひとつひとつ見ていくと、妊活の女性たちの悩みがありました。きっと誰にも起こりうることだと思いますので、今回は、その心配事にお答えしていきたいと思います。


子宮筋腫と卵巣嚢腫の心配

下腹部を心配する女性

まず、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)と卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)がある女性のお悩みから。


「子宮筋腫と卵巣嚢腫があるせいか、生理以外の時期に、微量の出血があります。もう2年以上前に、子宮筋腫と卵巣嚢腫は診断されたのですが、それっきりほったらかしに…。いま、結婚控えているから、急に心配になってきました。 妊娠&出産が無事にできるのかなって?」(31~35歳・未婚)


なるべく早く、婦人科に行きましょう。

生理以外の出血は、不正出血で、もちろん、排卵時出血など心配のないものもありますが、子宮筋腫や卵巣嚢腫が進んでいるせいかもしれません。もしかしたら、ほかの病気の可能性だってないとは言えません。

結婚して、近い将来、妊娠出産を考えているわけですから、なおさらです。子宮筋腫や卵巣嚢腫は、不妊症の原因になります。

婦人科では、子宮筋腫や卵巣嚢腫をなるべく大きくしないような治療もできます。

それにこれらは良性の病気ですから、きちんと定期的に通院して、経過をみていけば、怖い病気にはなりません。

でも放っておいて、知らないうちに大きくなっていたら、不妊症の原因になるだけでなく、突然破裂して…緊急手術なんて大事にならないとも限りません。

結婚前のブライダルチェックと思って、婦人科に行ってください。


基礎体温のお悩み

基礎体温

「基礎体温が心配です。一応、二層(低温期と高温期)にはなっているものの、常に基礎体温がガタガタというか、一定しません。2年前くらいに、一度痩せすぎて、生理が止まりかけたことがあって、そのせいなのか心配しています。妊娠できるのかなって」(21~25歳・既婚)


基礎体温を測っているのですね! すばらしい。妊活のためにも、女性としてのヘルスケアとしても、とても大事なこと。

意識の高い女性である証拠です。

赤ちゃんが欲しいという希望があるのであれば、ぜひすぐに産婦人科を受診しましょう。その際には、基礎体温表を持っていくのを忘れないでください。基礎体温は、とても貴重なデータです。

基礎体温には、正常な場合でもひとつではなく、いろいろなかたちがあります。もちろん、高温期と低温期の二層に分かれていることが大事ですが、測る時間がずれたりすると多少ばらつきます。

排卵をきちんとしているかは、生理後、排卵前の時期に産婦人科に行くと、経腟超音波で卵巣を見るとよくわかります。医師に言って、画像を見せてもらえば、卵巣に排卵前の卵が成長している様子が見られます。ぜひ自分の卵巣と卵を見てみてください。

ダイエットやストレスなどで極端に痩せてしまった経験があると、排卵に異常が起こることもあります。なおさら、産婦人科で確認したほうがいいですね。


排卵時に痛みと出血が

出血

「排卵痛があって、腰痛やお腹がつるような痛みです。毎回ではないですが、痛み以外に排卵出血があるときも。排卵時少量の出血ですが、ナプキンなしではいられません。婦人科に行ったら、血が出やすい体質と言われましたが、本当に大丈夫なのか心配です。2人目が欲しいと思っていますが…」(31~35歳・既婚)


排卵のたびに毎月、痛みが出ると、心配ですし、つらいですね。出血もあるとなるとなおさらです。

排卵痛や排卵時の出血は、特に病気がなく正常な場合でも起こります。でも、それは自分ではわかりません。

検査してみて、異常がないことをしっかり確認しておくことが大事です。

産婦人科で検査をして「異常なしだから、大丈夫」という医師の診断ならいいのですが、もし検査結果の説明をしてもらっていない、説明に納得できない、などのことがあれば、別のクリニックに行って、もう一度調べてもらってはどうでしょうか?

そのときには、前の病院で検査をしたけれど、心配だから、と医師にきちんと話して、検査結果をきちんと説明してもらうように希望を伝えましょう。

それに、2人目の赤ちゃんを望んでいるわけですから、卵巣や子宮の状態をチェックしておくことは重要です。それで異常がなければ、安心して妊活できますね。



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・「出血が多い」「かぶれてかゆくて痛い」など生理に関するアンケートにお答えします!

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  • 増田 美加 (女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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