夏から秋に起こる体調の変化(からだのケア方法)

  • 更新日:2016/05/19
増田美加先生

夏冷えが原因の秋バテに要注意

少しずつ過ごしやすい日が増えてきましたね。鈴虫の鳴き声が聞こえてきたりして、秋の気配を感じる今日この頃です。

さて、涼しくなるのはうれしいのですが、女性が気をつけなくてはならないことがあります。それは秋バテ。

夏は意外と、冷房と冷たいもので、体を冷やし、内臓冷えを起こしている女性が多いのです。

内臓が冷えていると、だるくて疲れやすかったり、風邪を引きやすくなったり、肌荒れやしっしん、かぶれなどを起こしやすかったり…と、不調が多く出ます。

秋バテは、涼しくなると急に起こしますから、要注意です。


初秋を迎える前に、秋バテ対策を今から心がけましょう。簡単にできるケアをご紹介します。


『夏から始める秋バテ対策① 炭酸入浴』 

“ぬるめの炭酸入浴”で、全身の血めぐりを向上させ「内臓冷え」や「冷房冷え」を解消しましょう。

夏場は、シャワーだけで済ませがちな人も多いと思います。夏の「内臓冷え」や「冷房冷え」は、末梢血管が収縮した状態です。

38~39度のぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、収縮した血管を開き、血めぐりを促進できます。

炭酸ガス入りの入浴剤なら、ぬるめのお湯でも血めぐりがよくなり、ほてらずにさっぱりと入浴できます。

お風呂から出たあとは、ゆっくり体をさまして、リラックスします。入浴して1時間後くらいがスムーズな眠りに入れる時間です。ちょうど、汗がひいて、体温が下がってきます。逆算して入浴時間を決めるようにすると、睡眠時間を上手に確保できます。


夏から始める秋バテ対策② アイマスク

就寝前に“ゆったりリラックス”することで、自律神経を整え、心と身体をリセットします。

夏の冷えにより乱れた自律神経は、交換神経が優位な戦闘モードな状態です。

秋バテに陥らない身体づくりのために、副交感神経を優位にして、リラックスモードに切り替えるようにしましょう。

就寝前のリラックスは、自律神経を整えるのに重要です。冷却性のある枕など、ひんやりグッズで頭を冷やす方法もおすすめです。

また、“蒸気が出るタイプのアイマスク”を利用して、目と目元を温めると、緊張が和らぎリラックスできます。電子レンジでおしぼりをチンして、ホットタオルでも代用できます。


夏から始める秋バテ対策③ 

 夜は、できるだけ冷たいものをひかえて、温かいものを飲むようにしましょう。特にお風呂上がりの冷たいアイスや飲み物はNGです。

 せっかく、秋バテ対策に入浴しても、寝る前に冷たいものを食べたり飲んだりしたら台無しに。

 お風呂上りはもちろん、夜は冷たいものを控えるところからが、秋バテ対策のはじまりだと思って。そのくらい、夜の冷たいものは、不調を呼ぶのです。

 夜は、温かいハーブティや常温のものを飲むようにします。オレンジジュースやリンゴジュースを温めて飲んでも意外と美味しいですよ。

  • 増田 美加 (女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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