更年期障害について今から知っておこう! 2 「35歳を過ぎたら、どうすればいい!?」
- 更新日:2016/05/20
- 公開日:2013/12/15

更年期をハッピーに過ごすために、今から何をしておけばいいか、準備できることを考えましょう。
35歳を過ぎると、そろそろ女性ホルモンの分泌が減ってくる年代で、プレ更年期が近づいてきます。妊娠・出産のリスクも高くなり、高齢出産に。
早い人では、更年期障害と同様の症状を感じる人もいます。PMSの症状がこれまでより強くなったと感じる人もいます。
35歳を過ぎたら、本格的な更年期対策を始めましょう。
まずは、検診です。子宮や卵巣に異常はないかどうかの「婦人科検診」を毎年、受けていますか?
子宮や卵巣に異常があると、更年期障害ばかりか、更年期以降に大きな病気として現れることもあります。
もし今、不調があれば、改善する方法を探しておきます。それが将来の更年期障害の対策として有効になります。
たとえば、イライラしたり、心が落ち込んだりする日には…。あなたはどうすると、これらの心の不調が軽くなりますか?
好きな音楽を聴くこと? 好きな入浴剤を使ってお風呂にゆっくり入ること? 好きな運動をすること? 好きな映画や本を読むこと? 早く寝ること? 友達とおしゃべりすること?…ETC.
自分の心の不調を軽くする方法を今から試しておいて、引き出しをたくさん作っておくことがとっても役立ちます。
また、疲れてだるいときには…どうやって体調を整えて元気になりますか?
夜10時には寝る? 温かくて消化の良いものを食べる? 半身浴をする? ヨガをする? 生姜湯を飲む? 甘いものを控える? お腹を冷やさないように腹巻をする? 好きなオイルを使ってマッサージをする?…ETC.
いろいろ工夫して、自分なりのいい方法を探してみてください。
セルフケアではうまくいかないときには、そうすればいいでしょうか。
今からホームドクター、マイドクターを作っておくことも大事です。
本格的な更年期に入ったときにも相談にのってもらえるドクターです。
婦人科のドクターや漢方薬のドクターがおすすめ。
私は、婦人科のマイドクターも、漢方専門のマイドクターも、両方にお世話になっています。
ぜひ、今から探しておきましょう。いざというときの味方になってくれます!
更年期障害について今から知っておこう! 3 「25歳~35歳、どうすればいい!?」
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増田 美加
(女性医療ジャーナリスト)
女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。
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