女性のカラダ

女性に大切な卵巣の話2「卵巣に優しい生活」

増田美加先生 女性に大切な卵巣の話1「卵巣って?」

私は、卵巣こそ、女性の美と健康にとって最も大切な臓器と思っています。

でも卵巣は私たちには意識することができません。

唯一、卵巣の存在を実感できるのは、基礎体温を測って排卵を確認できたときでしょうか?

それから、毎月正しく生理が来たときにも、卵巣がちゃんとホルモンバランスを整えてくれているのだなあと、卵巣のことを思ってあげてください。


大切な卵巣にとってよくないのは、栄養失調。

極端なダイエットは、卵巣に栄養を与えず、卵巣を傷めつけていることになります。
一気にダイエットしてやせると、排卵や生理が来なくなるのは、そのためです。

過度のダイエットは禁物です。

同じように過度のスポーツも、排卵や生理を止めることがあります。

アスリートで生理や排卵が来ないことはよくあるのです。

でも一方で、肥満もよくありません。

太りすぎは女性ホルモンのエストロゲンのバランスを崩してしまうのです。

適度な体重コントロールがいかに大切かわかりますね。


卵巣に優しい生活は、規則正しい生活とバランスのとれた食事、心地よい睡眠です。卵巣は、そのままでも年々、老化していきます。

生まれたときに卵巣の中にあった原始卵胞は約200万個。

生理が始まるころには30万~40万個に減っています。

40歳では2万~4万個にまで減ります。そして、50歳で閉経するころになると、ゼロになるのです。

卵巣年齢でいえば、女ざかり、卵巣ざかりは20代。

その後は老化していく卵巣です。

ぜひ大切にしたいですね。


食事は特に大切。タンパク質、ビタミン、ミネラル、炭水化物をバランスよく摂りましょう。

女性は鉄分不足がとっても多く、卵巣にとってもよくありません。女性ホルモンの分泌にもかかわってきますので、鉄分補給を心がけましょう。

赤身の肉(レバー、牛、豚、羊など)、赤身の魚(マグロ、カツオなど)も積極的に食べましょう。

一緒にビタミンB群(玄米、小松菜、アボカド、ホウレン草、アスパラなど)とビタミンCも摂ることも忘れずに。

好き嫌いがありますが、レバーは鉄分もビタミンBも豊富なので一石二鳥の優れた食材です。

また、冷やさないように温めることも大事。

最近急に寒くなってきたので、湯船でじっくり温まって、腹巻きをして寝るのもいいですよ。

私は昼間も腹巻きしています!


睡眠も大事。

できれば夜10時~2時までに熟睡するようにします。

成長ホルモンもたくさん出る時間帯です。

遅くとも12時にベッドに入れば、1~2時には熟睡できますので、12時までに寝るように頑張りましょう。

卵巣にとっても休養が必要なのです。

朝起きたときの感じがグッと違います。

どんな高価な美容液より、美容効果も抜群です。

女性に大切な卵巣の話 3「卵巣の病気は気づきにくい!」

  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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