女性のカラダ

手のこわばりや関節の痛みに要注意!

関節リウマチ

こんな症状、経験したことありませんか?


朝起きたときに、手が握りづらい、床を歩くのが痛い、ペットボトルが空けにくい…。


実はこれ、膠原病(こうげんびょう)のひとつである“関節リウマチ”の初期症状なのです。

患者の80%が女性で、しかも30代から発症のピークが…。

これから妊娠、出産を考える女性にも無関係ではない病気です。


関節リウマチは30代でも発症します

関節リウマチ

“関節リウマチ”というと、老人の病気のように思う人が多いかもしれませんね。

でも、実は病気が起こる年齢のピークが30代~50代と、決して老人の病気ではないのです。10代、20代で発症する人もいます。


女性が80%以上という、女性の病気です。


みなさんにもぜひ知っておいてほしいと思い、今回この病気についてご紹介しようと思いました。


関節リウマチで、非常に大事なのは、“早期に発見”して、“早期に治療”するということです。

以前は、一度かかったら治らない病気と言われていましたが、最近では新しい薬ができて、早期に積極的に治療すれば、治る病気になりました。


ですから、最初の症状を見逃さないでほしいんです。


関節リウマチの症状は?

関節リウマチ

関節リウマチで最初に出てくる症状は、「手の握りづらさ(こわばり)」や「足の指関節のはれや痛み」です。


具体的には、


■朝起きたとき手が握りづらい

■ペットボトルが開けにくい

■指の関節がはれて指輪が入らなくなった

■朝起きてフローリングの床を歩くのが痛い

■外反母趾がひどくなった気がする

■疲れやすく、なんだかだるいし熱っぽい


などの症状があらわれます。


妊娠、出産や更年期の女性ホルモンの変化、ストレスでも同じような症状が起こりますが、左右両方の関節にはれや痛みなどの症状が起こったら、要注意です。


放っておくほど重病化します

関節リウマチ

関節リウマチは、関節が炎症を起こし、進行すると軟骨や骨が破壊されてしまい、関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。


また、肺や心臓、腎臓、皮膚にも病気が及びます。


最近、発症から1年以内に、関節の破壊が急速に進行することがわかってきました。

数週間で、かなり病気が進んでしまう人もなかにはいるそうです。

重度になると、外出時に介助が必要になったり、車いすの生活になったりする場合もあります。


ですから、「あれ?なんかおかしい」と思った段階で、“リウマチ専門医”のいる病院(下記参照)を受診して、関節リウマチか、そうでないかを早期に診断してもらうことが大切です。


関節リウマチの原因は、まだ不明ですが、自己免疫疾患で免疫の働きに異常が生じたために起こると考えられています。


起こるきっかけは、インフルエンザなどの感染症、けが、激しいストレス、出産、喫煙などが関係していると言われています。


昔は、はれや痛みをやわらげる消炎鎮痛剤やステロイドを使う治療が主流でした。これらは、症状を抑える薬で、治す薬ではありませんでした。


でも今は、生物学的製剤という新薬(点滴や注射)が続々と出てきて、病気が発症した早期から使うことで治る病気になってきています。


「あれ?」と思ったら、ぜひ専門医を受診してください。



*リウマチの専門医を探すときは…
リウマチ専門医検索サイト



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  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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