女性のカラダ

えっ!これも女性に多い病気なの? ③[うつ]

うつ

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私たち女性の心は、女性ホルモンにとても影響を受けています。心の波が、女性ホルモンの波と連動することも少なくありません。

昔から、“女心と秋の空”といって、変化しやすい女心を表わした言葉もありますが、それもそのはず、ひと月の中で女性ホルモンの分泌量が揺れ動いているのですから、女心はゆらぎやすいのです。


女性のうつは、男性の2倍以上の数にのぼるのも、女性ホルモンの変動のせいでもあると言われています。


きっと女性なら経験している人が多いと思いますが、心はひと月のなかで、元気なときと、不安定なときがありますね。

特に、ひと月の中で心が不安的なのは、生理前1週間のPMS(月経前症候群)の時期。生理前は女性ホルモンの“プロゲステロン”の分泌が増え、基礎体温が高い高温期にあたります。


この時期は、自律神経や情動が不安定になりやすく、心が敏感です。でも、PMSの時期が過ぎ、生理が始まって2~3日もすると女性ホルモンの“エストロゲン”の分泌が増えてくるので、元気でハッピーないつもの自分に戻れます。


特に秋は、季節の変わり目。夏の疲れが出やすい時期です。

不安定な自分を受け入れ、心をゆるめていきましょう。


解決策として、まずは心の声に耳を傾けてみましょう。今、自分の心がどんな状態かを判断します。心の状態に合わせたセルフケアを行っていきましょう。


◎すぐに落ち込むとき

落ち込む女性

暗くなった気分を高めるときには、ジンジャー(生姜)がおすすめ。体の芯を温め、心を元気にしてくれます。


落ち込んでいるときは、代謝も落ちやすいのです。

ジンジャーは胃腸の働きをよくして便秘を改善、代謝もアップさせてくれます。

すりおろして紅茶やウーロン茶、味噌汁、スープに入れても美味しい!

チューブ入りのおろし生姜や生姜パウダーを持ち歩けば、オフィスでも使えます。


◎眠れない、眠りが浅いとき

眠れない女性

睡眠リズムが崩れると、ますます心が不安的に。心地よい睡眠を得るために、私が実践しているのは入浴。ポイントは、帰宅したらなるべく早い時間に入ることです。

寝る2時間くらい前に入れるとベスト。


42℃くらいの少し熱めのお湯に15~20分。適度な疲労感を得られるくらいがいいのです。


心が疲れているときの私のおすすめは、カミツレ(カモミール)の入浴剤。心を緩め不安解消効果があります。


そして、入浴から1~2時間後、体温が下がり始めるときにベッドに入りましょう。好きな香りを含ませたティッシュを枕の下に置くと、安眠効果が高まります。


セルフケアでは、心の落ち込みやうつっぽさが解消できないときは、できるだけ早く、精神科や心療内科に行きましょう。


ちょっとしたうつでも、相談にのってくれる、女性に優しいクリニックも増えています。


また、心には、漢方薬も効果があります。

精神科や心療内科でも処方してくれますし、漢方専門医のドクターに相談すると、ピッタリの漢方薬を健康保険で処方してもらえます。


私は心が落ち込んで体調が悪くなるのを防ぐために、「茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)」という漢方薬を飲んでいます。


自分に合った漢方薬は医師が処方してくれます。ぜひ試してみてください。



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  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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