女性のカラダ

女性が悩まされるアレルギー  皮膚のかゆみやしっしん

増田美加先生

夏は、私たちが思っている以上に、肌にトラブルが起こりやすい季節です。


もちろん、紫外線による日焼けもありますが、この季節、汗や冷房による乾燥でも肌にはダメージが起こります。

それだけでなく、夏バテや冷たいものを飲み食べることで内臓機能が弱まってくることによる、肌トラブルも少なくありません。

もちろん、女性ホルモンのバランスが崩れても起こりやすくなります。

特にアトピー性皮膚炎やその他のアレルギーのある女性は、ちょっとしたことで、肌に症状が出やすくなります。

赤みのあるプツプツができたり、かゆみが出たり…。汗をかくため、症状は悪化しやすいですね。


根本的なアレルギー治療は、皮膚科にかかって診てもらうことがいちばんですが、自分でできるケアもあります。

それは、保湿です!

「えっ、でも夏だからあまり乾燥はしていないのに…」と思う方もいるかもしれません。

でも、かゆみやしっしんには、まず保湿が大事なのです。

それに現代の夏は、エアコンの影響で想像以上に乾燥しています。


肌のバリア機能が弱まっているときには、バリアを作る意味でも、保湿をしてください。

上手な保湿のコツを紹介します。

顔を洗ったり、お風呂に入ったりしたあとは、時間をおかず5分以内に保湿剤を塗ってください。

夏なのでさっぱり系の化粧水をササッとつけるだけ、という人もいるかもしれませんが、それだけではいけません。

保湿系のもので使い慣れたものでいいのですが、選ぶならクリームタイプです。

肌バリアを作る必要があるからです。


塗り方も大事。

効率よく浸透させるために、皮膚のキメに沿って塗ります。

皮膚のキメはタテではなく、ヨコに並んでいます。

たとえば、腕なら、手首から肘へといったタテ(上下)方向に塗るのではなく、手首のシワができるヨコ(左右)方向に塗ります。

肌のキメの方向は全身同じです。

おなかも、脚も、すべてヨコ(左右)方向に塗ります。

そのほうが、保湿効果が高まります。


それから、クリームは手のひらで、よくもんで柔らかくしてから、塗ったほうが吸収がよくなります。


肌の保湿は、かゆみ、しっしんなどの対策にもなりますが、アレルギーをひどくしない、症状を出さないための予防にもなります。

肌は表面的にはベタついていても、表皮は乾燥しています。

夏こそ、乾燥対策をしてください。

紫外線のダメージケアにもなり、秋からの乾燥肌対策にもなりますよ。

  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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