女性のカラダ

頑張り女子のメンタルケア「落ち込んですぐ涙が出る…」

増田美加先生

理由なく気持ちがふさいで、気力がなくなる…。

ちょっとしたことでジーンとなって、つい涙が出てしまう…。

それが乗じると、小さなきっかけで大きな動揺を起こしたり、今まで気にならなかったことに急に捕らわれてしまったり。

うつっぽくなることもあります。

きっと、疲れとストレスがたまっているサインなんだと思います。

ストレス過多で心の疲れがたまり、エストロゲンの分泌が低下することで、刺激されやすい精神状態になっているのです。

PMSやプレ更年期にも起こりやすい症状です。


多くはゆっくり休んで疲れとストレスがとれれば解消しますが、長く続く場合は、一度、精神科や心療内科に相談するのもいいと思います。


それから、メンタル症状には漢方薬がよく効きます。

私は、落ち込んで気力が出なくなるときには、「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」を飲んでいます。

眠りが浅くなるときにも効きます。


心が疲れているときには、夜をゆっくり過ごすようにしましょう。

カフェインの含まれるコーヒー、紅茶、緑茶は避け、あたたかいハーブティーか、ほうじ茶にします。

すりおろした生姜を入れてジンジャーティーにすると、体を芯から温め、暗くなった気分を高めてくれます。

ごぼう茶も、心がほっこりできる味でいいですね。


そして、お風呂にはできるだけ早い時間に入りましょう。

そうすると、リラックスタイムに余裕ができます。

私は心が疲れたときには、カモミールの入浴剤を使います。

入浴後2時間過ぎたあたりが体温が下がり、眠くなる時間です。

それまでのあいだ、フェイシャルパックをしたり、ネイルをしたり、念入りにボティクリームを塗ったり…。

キレイになることをすると、心が前向きになります。

寝具のリネン類も肌触りのいい、好きな色のものにしてみましょう。

好きな香りのアロマオイルをティッシュペーパーに2~3滴たらして、枕元に置いて寝るのもおすすめです。

それから、寝る前のおまじないをひとつ。

「今日1日、私は頑張った!えらい!」「明日はどんないいことが待っているかなあ」と布団に入ったら、声に出して言ってみてください。

翌日、きっときっといいことがありますよ。


私が気持ちを上げたいときに欠かせないのは、エクササイズ。

ウオーキングでもいいですし、好きな運動なんでもいいと思います。

落ち込んでいるときこそ、ぜひ体を動かしてみて。

できれば、公園や池、川沿いなど緑が豊富なところへ行ってみて。

小さな自然でも触れると、心のもやもやがスッーと溶けていきます。

水があるところだと、なお効果大。

水にはマイナスイオン効果、木々にはフィトンチッド効果があって、心と体を穏やかにしてくれます。

私は川沿いの土手をジョギングするのが大好き。小さなことが気にならなくなります。

  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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