女性のカラダ

漢方で美肌もスリムボディも手に入れよう! ③ 「乾燥肌を漢方薬で改善できます」

増田美加先生 漢方で美肌もスリムボディも手に入れよう!② 「むくみ太りに漢方薬が使えます」

春先って、意外と乾燥が気になりませんか?


顔だけでなく、手足や体などもカサカサしますよね。髪や爪に艶がなくなったと感じる人もいると思います。目や口の粘膜の渇きも、乾燥です。


肌の潤い不足には、さまざまなケアが考えられますね。たとえば、クリームを塗るなど外からのケアも大事です。でもそれだけでなく、漢方薬でも、内側から乾燥をケアできるんです。


たとえば、乾燥対策に使う漢方薬には、「当帰飲子(とうきいんし)」「潤腸湯(じゅんちょうとう)」「滋陰降火湯(じいんこうかとう)」「白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)」などがあります。


「当帰飲子(とうきいんし)」は、かゆみを伴うカサカサ肌に効果があります。アトピーのような肌にもうるおいを与えるときに使われる漢方薬です。


「潤腸湯(じゅんちょうとう)」は、腸内をうるおす作用がある薬です。腸が乾燥すると便秘になります。便秘になると、肌が荒れたり、乾燥したりしやすいのです。


「滋陰降火湯(じいんこうかとう)」は、のどの乾燥によるせき、のどの不快感を治します。のどの乾燥を抑えることで肌にもうるおいが与えられると考えます。風邪のときのひどいカラ咳にも使われる漢方薬です。


「白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)」は、強い口の渇き、のどの渇きを潤す作用があるお薬です。肌のかゆみや赤みを抑える効果もあります。


これらの漢方薬は、医師に処方してもらえば、健康保険を使って購入することができます。自分に合った薬を使うためにも、医師に診察してもらってください。


ただし、西洋医学と同様、漢方薬を処方する医師にも、自費診療といって、健康保険を使わない医療を行っている場合があります。事前に確認したほうがよいでしょう。


漢方薬は、薬局でも市販薬として売られていますが、市販の漢方薬は医師の処方する漢方薬と違って分量が少なく設定されています。


つまり有効成分の濃さが違います。市販薬は、処方薬の2分の1から3分の1程度の濃さというのが一般的です。ですから、効き目も弱く、ピタッと効いた感じがしにくいかもしれません。値段も健康保険で処方してもらう漢方薬より高いです。


また、漢方専門薬剤師さんが漢方薬局で処方して、売っている漢方薬もあります。こちらは、漢方専門の薬剤師の資格をもっていれば、知識が豊富でいろいろ相談にのってくれます。けれども、健康保険が使えないので、薬の値段が高くなってしまいます。


どこで処方してもらうか、漢方薬を選ぶときは、メリット、デメリットを考えて、賢く漢方薬を使ってください。


そうすれば、漢方薬は、みなさんの健康や美容にきっと役立つものになるはずです。

  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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