女性のカラダ

お肌の乾燥対策には?

増田美加先生

今年最後のコラムは、PMSによる肌の乾燥についてです。
いつもと同じ化粧品を使っているのに、肌がかさついてお化粧のノリが悪いってこと、ありますね。生理前のPMSの時期にも起こりやすい症状です。

乾燥は、皮膚の細胞内水分量が低下することで起こります。肌が乾燥しているときは、実はむくみやすいときでもあるのです。特に、PMSの時期はむくみやすいときですね。むくみは水分が細胞内になく、細胞外にたまる状態なので、むくんでいるとき、肌は乾燥していると思ってください。


また、肌の奥の真皮部分にあって保湿にかかわるコラーゲンとヒアルロン酸。これらが減っても保湿力が低下し、乾燥の原因に。
このコラーゲンとヒアルロン酸は、ご存じのとおり、肌のハリと弾力のもと。このコラーゲンとヒアルロン酸を支えているのが女性ホルモンのエストロゲンです。
生理前のPMS期にエストロゲンの分泌量が低下したり、女性ホルモンのバランスが崩れたりすると、私たち女性にとって大切なコラーゲンやヒアルロン酸を保持しにくくなります。
だから、女性は肌が乾燥しやすいんですね。


乾燥ケア=卵巣ケアと言っても過言ではありません。そのためには、とにかく卵巣を温めることです。内からも外からも温めてください。
うすーい腹巻きを1枚、スカートやデニムの下につけるだけでも、ずいぶんと温かくなります。試してみてください。
それから「肌が乾燥しているなあ」「むくんでいるなあ」と思ったら、冷たい飲食は控えましょう。普段にも増して、温かいものを摂るように心がけてください。

食事では、温かいものに加えて、ビタミンB群を多く摂るようにします。
ビタミンB群が多く含まれているおすすめの食品は、発芽玄米。美容にもダイエットにもいいので、特に生理前は毎食でも! ふつうの白米と同じように炊飯器で炊けるので、調理の手間もかかりません。
それから、この季節に豊富な温州みかん。“こたつでみかん”は、昔からの日本の風物詩。これは理にかなっているのです。みかんはビタミンB群だけでなく、ビタミンCも豊富なので、風邪予防にもなります。


卵巣ケアをすることでお肌の乾燥を防いで、来年も、憂うつなPMSを上手に乗り越えてください!

  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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