女性のカラダ

生理前の便秘、むくみ対策には?

増田美加先生

生理前のPMSの時期に多い不調の上位にあがってくるのが、便秘とむくみです。

排卵から生理までのPMSの期間は、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌量が増えます。すると、腸の蠕動運動が弱まり、腸管筋肉が弱くなって、便秘しやすくなるのです。よく妊娠中に妊婦さんが便秘しやすいというのは、妊娠中はこのプロゲステロンが非常にたくさん分泌されるから。
さらに、プロゲステロンには、水を溜めこみやすい性質があります。体が冷えて、血流が悪いと、水分が必要な細胞内に水が行き渡らず、細胞外の不必要なところに水がたまってしまうのが、むくみです。そのため、むくんでいるときほど、肌は乾燥していると思っていいでしょう。

PMS期の便秘対策にも、むくみ対策にも効果的なのは、代謝をアップさせること。
やはり運動は、即効性があります。寒い時期、外でのウオーキングなどの運動が億劫になってしまったら、深呼吸をじっくりじっくり10回行うだけでも体は温まりますので、試してみてください。ストレッチを10~20分するのもいいと思います。


また、卵巣を温めることもおすすめです。外から、おなかや腰回りを冷やさないように、腹巻きや使い捨てカイロで温めることも大事。
そして内側からの対策として、食事でタンパク質とビタミンCを摂ること。これらには卵巣を温める作用があります。
タンパク質は良質のものを摂りたいので、やはり豆腐や納豆などの大豆製品がおすすめ。あとは鶏のささ身もいいですね。
ビタミンCは、アセロラジュースが楽にたっぷり摂れるのでいいと思います。ほかにイチゴ、キウイ、柿など。野菜ではブロッコリー、赤ピーマン、菜の花に多く含まれています。
もちろん、温かいものを食べたり飲んだりする工夫も大切。生姜をたっぷり紅茶に入れたり、料理にたっぷり生姜を使うのも、温め効果が高まります。


アロママッサージも代謝をアップするのに役立ちます。アロマオイルのローズマリー、マジョラム、ゼラニウムなどが、代謝アップとデトックスには、おすすめ。お風呂上がりにぜひ試してみて。便秘とむくみが改善して、下半身がスッキリします!

  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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