女性のカラダ

夏の終わりのデトックス ~夏バテ肌のくすみケア

増田美加先生

疲れて卵巣機能が低下すると、メラニン色素が増加します!

夏の日焼けのせいで、美白ケアはしているものの、肌のくすみや黒ずみが気になり、ファンデーションの色がワントーン濃くなった! という人も少なくないと思います。
夏の終わりから初秋にかけては、紫外線対策や美白ケアをしているのに、くすみがよくならないという悩みが増えてきます。


肌のくすみは、紫外線の影響もありますが、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下してしまうことによる影響も否定できません。
夏の疲れで、卵巣機能が低下して、女性ホルモンのエストロゲンが低下すると、脳はエストロゲンを出させようします。すると、すぐ近くにあるメラノサイト刺激ホルモンにも影響を与え、メラニン色素を分泌する指令が出てしまいます。
ご存じのとおり、メラニン色素はシミやくすみをつくる原因となる成分です。
夏の疲れで卵巣機能の低下→エストロゲン分泌の低下→性腺刺激ホルモンの増加→メラニン色素の増加、という流れで、シミやくすみが増えてしまうのです。
強い疲れやストレスは、卵巣機能を低下させ、くすみをつくる速度を速めます。


睡眠をとって、卵巣のあるお腹を温め、ストレス解消を心がけることが、肌くすみ解消のために大事です。


ビタミンCを1日1000㎎以上

もうひとつ、くすみ対策には新陳代謝を高め、肌細胞の酸化を防ぐために、ビタミンCをたくさん摂ることが大事です。くすみやシミ対策のためには、ビタミンCは1日1000㎎以上、摂りましょう。
ビタミンCは熱や空気に弱く、とてもデリケート。
たとえば、大根をおろしてから約20分そのままにしておくと、約20%のビタミンCが失われます。また、ほうれん草を3分ほどゆでただけで、約50%のビタミンCが失われます。野菜を調理したり、果物の皮をむいたら、なるべく早く食べるのがいいのです。


くすみ、シミケアではなく、必要な栄養素として摂るなら、通常1日100mg程度ビタミンCを摂ればいいのです。
100mgを食品で摂るとすると、アセロラジュースコップ1/2弱、イチゴ8粒、レモン2/3個、キウイ1.5個、赤ピーマン2/3個、ブロッコリー1/3個強です。
くすみケアのためには1日1000mgをめざしたいので、この10倍摂る必要があります。
食事だけで摂るのはなかなか難しいですね。そんなときは、サプリメントを上手に組み合わせましょう。ビタミンCは一度に大量に摂ると、吸収されず一部が尿として排出されてしまいます。1日2~3回に分けて、食事と一緒に摂るのが効率の良い摂り方です。

  • 増田 美加(女性医療ジャーナリスト)

    女性誌や女性専門サイトで、女性の医療&健康・美容現場を取材&執筆。2006年に乳がんを経験。検診の啓発、更年期への対策、予防医学の視点より、健康で美しくイキイキと生きるためのエイジングケア講演を行う。

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