人生崖っぷち母ちゃん

妊活中“周囲の出産”による衝撃から自分の心を守る技術

  • 更新日:2020/09/19
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「同じ時期に妊娠して 同学年ママになれたら嬉しいね」

妊活仲間が、治療開始後すぐにオメデタ報告。


「私なんて 妊活よりまず先に 婚活だよ(汗)」

長年不妊治療を続けている私に、そう話していた友人が、一年足らずでまさかの授かり婚。


こんにちは、赤星ポテ子です。20代から不妊治療をはじめ、35歳まで妊活を続けていました。妊活中は度重なる妊娠報告に幾度となく心が折れそうになります。

職場の後輩のオメデタ報告、共に戦ってきた妊活仲間の妊娠ラッシュ……など、他人の幸せを素直に祝福できない自分の気持に戸惑う経験をした方は大勢いると思います。


今回は、妊活中の“周囲の出産”による衝撃から自分の心を守る技術をお伝えします。


妊活中のSNSのつき合い方

SNSを通じて、たくさんの妊活仲間と繋がり、ランチ会などでリアルの世界でも交流を深めていきました。


面と向かって言えない夫への不満や、同性だからこそ共感してもらえる悩み。

そして、なによりも実生活では交わる事がないからこそ本音で言える、心地よい距離感がありました。

そんな間柄でも、妊娠報告を機にツイッターのタイムライン上でリアルタイムに配信される、マタニティー生活……。

赤ちゃんの話題はメデタイ幸せなことですが、妊活を中退するまで心がズキリと傷んだものでした。


妊婦さんのSNSは非表示に

治療で思うような結果が出ずに落ち込んでいる日は、スマホの画面を見るのも辛い気持ちになりました。

最初の頃は無理して、期待されているわけでもないコメントを卒業生たち送っていました。

が……、妊活二年目ごろから、「無事に生まれてくること」を願いつつ、卒業生たちのSNSを非表示にしていました。


マタニティ生活がうらやましい時の気持ちの切り替え方

こんな時こそ、今しかできないことで気持ちを切り替えましょう!

妊娠したら出来ないことをやってみる

私は、妊娠判定日に陰性の結果を受け取る度に、妊娠したら出来ないイベントを入れるようにしていました。


旅行の計画を立てる

妊娠すれば、しばらく自由に旅行に行けません。

「自由に旅行に行けるのも今のうち、 いざとなったらキャンセルをすればいい」と前向きに考え、軽い気持ちで旅行の予定を入れていました。


飲み会に参加する

治療期間中は、排卵日から妊娠判定日まではお酒は控えていました。

大のお酒好き!というわけではありませんが、適度にお酒を飲まないと妊活なんて続けられません。

主婦だからこそ、普段はランチの時間帯にしか会えない妊活仲間と飲み会を開き、やけ酒を飲むこともありました。


赤ちゃんを見るのも辛い時の「出産祝い」への対処法

マタニティーライフだけでなく、生まれてきた赤ちゃんの姿や子どもとも距離を起きたくなるのが妊活。

大切な友人の出産祝に、どうお祝いの気持ちを伝えるか、妊活中は特に悩ましい問題になりがちです。


妊娠判定日前後に会う約束をしない

治療期間中は、判定日前後は感情の振れ幅が一番激しくなります。

出産祝いで友達の家に行く場合は、判定日前後に会う予定を入れないようにしていました。


お祝いのプレゼントは直接手渡しない

赤ちゃんの顔を見るだけで涙が出そう……。

お祝いのプレゼントは手渡しでなくとも、贈ることで気持ちは充分伝わります。


自分の「黒い感情」を素直に受け入れよう

不妊治療を辞めてから早いもので、もう5年が経ちました。

治療をはじめた頃は、友達の妊娠に素直に喜べず、「自分の黒い感情」を認めることができませんでした。

もし今の私が「あのときのわたし」に会えたなら、「自分の気持ちをもっと大切にして!無理はしないで」と伝えたい。


妊娠した友達の近況を聞くのが辛いなら、SNSにログインしなくてもいいし、やり取りを続けなくてもいい。

赤ちゃんの顔を見るのが辛いなら、無理して会いにいかなくてもいい。


自分が辛いと思うことはなるべく避け、ストレスフリーでいられることが一番大切。

本当に大切な友達なら、あなたの今の気持ちを理解し、尊重してくれるはず。



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  • 赤星ポテ子 (イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

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