娘の月経教育

娘の月経教育、世のママはどうしてる?母親1,000人を調査

  • 更新日:2020/08/11

 娘さんがいるご家庭なら、必ずいつかは向き合わなくてはいけないのが「月経」についての教育。まだ幼い娘さんがいるという方は、初潮が来た時の対応を既に決めていますか?

 今回は、オムロンヘルスケア株式会社が実施した「月経の教育に関する意識調査」をご紹介します。


1. 約7割が親子間で月経に関する教育や会話をしている

 親子間(母と娘)で月経に関する教育や会話をしているか質問した結果、約7割(67.6%)が実施していることがわかりました。子供の年齢別で比較すると、10歳以上の子供を持つ80%以上が教育や会話をしているという結果に。一方で、5~9歳までの子供を持つ方では32.4%にとどまり、小学校中学年(3~4年生)から、月経に関する教育や会話の機会が増加していくようです。


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2. 母親の2人に1人が小学校3~4年生から月経に関する教育が必要と回答

 続いて、子供への月経に関する教育がいつから必要になるかについての質問では、母親の2人に1人が「小学校3~4年生」の時期に必要と回答しました。女性の初潮は10~14歳頃から始まることが多い※とされており、「小学校3~4年生」「小学校5~6年生」という初潮を迎える時期が月経に関する教育のタイミングと考えている方が多いと推測できます。


娘の月経教育

公益社団法人日本産婦人科医会 「女性の健康Q&A」より


3. 一方で、2人に1人の母親が子供への月経に関する教育に不安を感じている

 子供への月経に関する教育に不安を感じるか質問したところ、「とても不安を感じる」、「多少は不安を感じる」と回答した方が約半数(合計49.3%)という結果になりました。約7割が親子間で月経に関する教育や会話をしていながらも、約半数の母親は月経の教育に不安を感じていることがわかりました。


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4. 月経の教育への不安の理由は、「教育の仕方がわからない」が第1位

 月経の教育への不安の理由では、「教育の仕方がわからない」という回答が54.9%で第1位に。続いて「知識不足と感じる」が39.6%となり、母親自身が月経の知識不足を不安に感じていることがわかりました。また、「漠然とした不安」を持つ方が28.6%、「子供に話して良い内容か自信がない」と回答した方が22.3%いることから、月経の教育に難しさを感じている方が多いようです。


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5. 基礎体温計測が重要だと認知している母親は4人に3人

 続いての質問では、月経の管理として基礎体温計測についてどう思うかを調査。結果、「計測することは重要だと思う」が12.4%、「症状や状況によって計測が重要」が63.5%となり、合わせると4人に3人の母親が基礎体温計測は重要と認知していることが確認できました。


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6. 重要と認知している母親が、基礎体温を測り出したらよいと考える時期

 基礎体温計測は重要だと認知している母親に、いつから基礎体温を測り出したらよいかを質問したところ、「子供が婦人科系トラブルの疾患や症状を患ったタイミング」が37.4%、次に「高校生」の回答が15.9%という結果となりました。基礎体温計測は重要だと認知しながらも、測り出すタイミングの認知にはばらつきがあることが浮き彫りになりました。婦人科系トラブルや症状があった場合に測り出すと回答した方が最も多いことから、婦人科系トラブルが生じない場合は測り出すことはないという可能性も推測できます。


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7. 60%の母親が子供に基礎体温管理をさせたいかの質問に「わからない」と回答

 子供に基礎体温管理をさせたいかという質問に対して、「はい」と回答した方は15.3%にとどまりました。一方で「わからない」と回答したのは60.2%。4人に3人の母親が基礎体温計測は重要と認知している一方で、約6割(60.2%)が子供に基礎体温計測をさせるべきかわからないと回答していることから、基礎体温管理の重要性の認知と子供における基礎体温管理の実態との間にギャップがあることが浮き彫りとなりました。


娘の月経教育

対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座 院長/ 産婦人科医 医学博士コメント

 対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座 院長/ 産婦人科医 医学博士は、「女性が自分の体のことに関して理解を深めるのは、出来るだけ早い(若い)ほうが良い」と解説したうえで、健康管理のための基礎体温計測を推奨しています。


娘の月経教育

対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座 院長/ 産婦人科医 医学博士


 月経など、女性が自分の体のことに関して理解を深めるのは、出来るだけ早い(若い)ほうが良いと考えています。初経の時期は昔より早くなっており、月経に関する教育は、小学校2~3年生から少しずつ始めることをお勧めします。子供が婦人科系トラブルの疾患や症状を患ったタイミングで基礎体温を測り始める方が多いようですが、基礎体温は月経の管理のみならず、健康管理の面からも大変メリットがあります。例えば、女性特有のリズムを作り出している女性ホルモンの変化がわかり、自分の体調を客観的に知ることができます。まずは、お母さんが自分でつけてみて、娘さんと習慣をシェアできるといいですね。

 基礎体温は、女性一人ひとりが、女性ホルモンや月経に関する正しい知識を身につけ、自分の体のことを知って、不調に対処ができ、妊娠や出産も前向きに取り組める第一歩なのです。



 初潮が来るタイミングが昔より早くなっているということを聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、だからこそ早いうちから月経に関する教育を始めておく必要があるようです。健康管理という意味でもお子さんと一緒に基礎体温を測るようにしても良いかもしれませんね。



【参考】

オムロンヘルスケア株式会社

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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