プレスリリースブルーライトによるデジタル時差ボケ

テレワークで急増!?ブルーライトによるデジタル時差ボケって?

  • 更新日:2020/06/06

 テレワークや休校の増加により、パソコンやスマホなどのデジタル機器に触れる時間が増えたという方、多いですよね。目の疲れや肩こり、腰痛など、さまざまな体の不調が心配されますが、今ブルーライトによる「デジタル時差ボケ」が問題視されているんです。

 今回は、この「デジタル時差ボケ」について株式会社インターメスティックが実施した調査結果と、眼科医が教える対策をご紹介します!


デジタル時差ボケチェックシートで自身の現状をチェック!

 まずは、ご自身がデジタル時差ボケになっていないか、チェックシートで確認してみてください。


プレスリリースブルーライトによるデジタル時差ボケ

 あなたは何個当てはまりましたか?


ブルーライトが引き起こす身体の昼夜逆転状態「デジタル時差ボケ」とは?

 PCやスマホなどの画面から発せられるブルーライト。デジタルデバイスの普及によって、今や、四六時中光を見つめている時代になりました。このブルーライトは太陽光にも含まれており、「睡眠ホルモン」とも言われるメラトニンの分泌を抑制することで、人間の体内時計をコントロールしている、人間にとって元来欠かせない光です。前述したように、近年の目覚ましい科学進歩により、太陽の動きに関係なく24時間光に触れている時代になったことで、夜中でもブルーライトを浴び続け、メラトニン分泌のバランスを崩してしまうことが危惧されます。こうしたデジタルデバイスの使い過ぎによるブルーライトの悪影響で、睡眠のリズムが乱れて身体が常に“昼夜逆転状態”に陥る、いわゆる「デジタル時差ボケ」が引き起こされ、その結果、夜でも睡眠ホルモンの分泌が抑制され不眠症になったり、日中の集中力や仕事の生産性低下にも繋がったりしてしまいます。


「利便性を追求することで、今や多くの現代人がデジタル画面と向き合って生活しています。便利すぎることで微弱でもその使用頻度が過剰になってしまっている。本来、有益なものでも過剰になることで、いつかその代償があるはずで、将来的に何らかの健康被害が問題になる可能性が高いと考えます。今後、より一層の自己管理が重要になってくるのは間違いないです。」と、眼科専門医であり「医療法人社団康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾」理事長でもある、林田康隆先生は警鐘を鳴らしています。


2人に1人が「デジタル時差ボケ」に陥っていることが判明

 先にご紹介した「デジタル時差ボケチェックシート」(林田先生監修)を元に調査したところ、51.6%の人が6個以上の項目に当てはまることが判明し、「デジタル時差ボケ」に陥っていることが明らかになりました。さらに、23.8%の人が4個以上の項目に該当すると回答しており、「デジタル時差ボケ予備軍」を合わせると75.4%、約4人に3人もの割合で「デジタル時差ボケ」の危険性があることが明らかになりました。


プレスリリースブルーライトによるデジタル時差ボケ

「寝る前にベッドでスマホを見る」20代は約9割にも及ぶことが判明

 続いて、寝る前のスマホ使用頻度について調査したところ、全体では80.4%の人が寝る前にスマホを見ると回答。とりわけ20代においては86.8%と、9割近くもの人が寝る前にスマホを見る習慣があることが明らかになりました。


プレスリリースブルーライトによるデジタル時差ボケ

テレワークを実施している人ほど、「デジタル時差ボケ」に陥っていることが明らかに

 続いて、テレワークの実施有無で「デジタル時差ボケ」の割合が変化しているか調査したところ、テレワークを行っている人ほど、「デジタル時差ボケ」に陥っていることが明らかになりました。


プレスリリースブルーライトによるデジタル時差ボケ

「デジタル時差ボケ」になっている人の中で、テレワークを行っている人は60.5%、行っていない人は44.7%と、テレワークの実施有無で約1.5倍も差があることが判明しました。前述のように、テレワークによってデジタルデバイスとの接触時間が増えていることが関係しているのかもしれません。


林田先生が教える「デジタル時差ボケの対策」4つのポイント

1:寝るときくらいはアナログに

 就寝時のスマホの充電はベッドから離れたところで。また、目覚まし時計としてのスマホ使用は控えよう。もちろん、就寝時は部屋の電気は真っ暗に。


2:適度な運動を意識して

 適度な運動は健康維持にとても重要。日常生活に階段の利用やウォーキングなどを取り入れよう!


3:ブルーライトカットの対策をしよう

 スマホやPCの使用時間の長い(1日4時間以上)人は、ブルーライトカットメガネをかける習慣をつけよう!


4:目に良い成分を持つ栄養素を積極的に取ろう!

「睡眠ホルモン」と言われるメラトニンが多く含まれている食品は様々。例えばマッシュルーム、ウォルナッツなどのナッツ類、シリアルフード、卵、そしてサーモンなどの魚介類にもメラトニンが豊富。特にサーモンは目に良い抗酸化成分であるアスタキサンチンも含みます。

 その他、果物や野菜ではポリフェノールの豊富なぶどう、アントシアニンの豊富なクランベリー、そしてビタミンCの豊富なイチゴ、リコピンの豊富なトマトなどもオススメ。これらの食物を取り入れることで、ブルーライトによって分泌バランスが崩れてしまったメラトニンを補うことができ、抗酸化力・体内時計の回復などの効果が期待できる!デジタル時差ボケ対策として取り入れたい食習慣です。


【林田先生コメント】

 今や多くの現代人がデジタル画面と向き合って生活しています。もともと健康に使えていたものが、便利すぎることでその使用頻度が過剰となり、それらが蓄積していくといつかは必ず健康被害が生じます。これからの時代、人類は光を見つめる時代に突入して初めての経験になることが増えてきます。それだけに、自己管理がとても重要になってくるのです。



 最初のチェックリストを筆者もやってみたのですが、4個該当してしまいました。ギリギリセーフでしたが、デジタル時差ボケ「予備軍」とのことで、今後注意したいと思います。6個まではいかずとも筆者と同じように4個該当したという方は多いのではないでしょうか? スマホの機能を使えば自分が1日にどのくらいスマホの画面を見ているのかわかるので、そうした機能も活用しながらデジタル時差ボケにならないように注意していきたいですね。



【参考】

株式会社インターメスティック


【監修:林田 康隆(はやしだ やすたか)】

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Photo/Naomi Kawakami


眼科専門医。「医療法人社団康梓会Y'sサイエンスクリニック広尾」理事長。過去、大阪大学大学院医学系研究科および米国フロリダ州マイアミ・オキュラーサーフェスセンターにて眼表面および間葉系細胞の幹細胞研究に携わり、実際の細胞培養の経験まである再生医療のスペシャリスト。現在は、主に大阪で難治性白内障手術や網膜硝子体手術等に取り組む傍ら、眼科の領域にとどまらず、東京では肌再生療法や脂肪幹細胞療法、免疫療法も手掛ける。また、メディアにおいても活躍中。

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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