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ママになるために必要な7つの栄養素。妊娠体質に変わる3つの食べ方とは?

  • 更新日:2020/06/10

「赤ちゃんがほしい」と考えたとき、あなたはまずどんなことをしますか? 「毎日基礎体温をはかって、排卵日をチェック」「夫婦揃って婦人科を受診する」という方もいらっしゃるでしょう。

栄養カウンセラーの定真理子先生は、もちろんそれらは重要だとした上で、「赤ちゃんがほしいと思ったら、まずは食べ方を見直してほしい」と提唱しています。なんでも、日本人の女性の8割は潜在的に栄養不足で、そういった状態が妊娠を妨げる一因になっているとか。


私たちの体を作っているのは、食事からの栄養ですから、妊娠をするために食べ方を見直す、というのは理にかなっていますよね。今回は、定真理子先生と女性クリニック院長で医学博士の北野原正高先生の共著『35歳からの栄養セラピー 妊娠体質に変わる食べ方があった!』を参考に、妊娠体質に変わるための食べ方をご紹介していきます。


妊娠体質になるための食べ方3選

まずは、妊娠体質になるための食べか方のヒントをご紹介していきます。(P.134-169参照)


妊娠体質になるための食べ方1 まずは太る原因、糖質を減らす

太りすぎは妊娠を遠ざけます。太る原因が脂肪・脂質にあると思っている方は少なくありません。しかし、実際の太る原因ナンバーワンは、糖質の摂りすぎです。糖質は体のエネルギーになりますから必要ではあります。しかし、とりすぎはNGです。食べる量を減らすのではなく、糖質を減らしましょう。


妊娠体質になるための食べ方2 食べる順番を変える

血糖値をできるだけ上げない食べ方をしましょう。食べる順番の目安となるのがGI値です。GI値とは、ブドウ糖を100とした場合に血糖値がどれくらいのスピードで上がるかを示したものです。GI値が大きいほど血糖値が急激に上がり、値が小さいほど血糖値の上昇はゆるやかになります。ですので、食事をとる際は、GI値の低いものから順番に食べましょう。


たとえば、食物繊維→たんぱく質→糖質(炭水化物)という順番です。和定食の場合は、みそ汁→おかず→ごはん、となります。炭水化物は最後に食べる、と覚えておくと簡単です。


妊娠体質になるための食べ方3 食事の主役をご飯ではなくおかずにする

妊娠体質をつくる食べ方をひとことで言うと、「高たんぱく・低糖質」ということになります。たんぱく質は貯金できませんから、食べられるときにガッツリ食べるのではなく、毎日こまめにとることを心がけましょう。ご飯やパン、パスタなど、主食と呼ばれるものは、食事の主役だからたくさん食べないとダメだと思い込んでいる方もいますが、そうではありません。これらの主食は糖質が多いので、むしろ控えめにした方がいいのです。


ママになるために必要な7つの栄養素

栄養素

次に、妊娠体質になるために必要な7つの栄養素について確認しておきましょう。(P.108-132)


ママになるために必要な栄養素1 たんぱく質

赤ちゃんの成長にとっていちばん大切なのは、たんぱく質が十分あることです。たんぱく質は、皮膚や髪の毛、爪、骨、血管、内臓、酵素、ホルモンなどをつくる大切な材料です。低たんぱくの食事を続けていれば、お母さんにも赤ちゃんにも栄養不足をもたらしますから、たんぱく質を積極的に摂取することを心がけましょう。


ママになるために必要な栄養素2 鉄

たんぱく質の次に大切なのが、鉄です。鉄は粘膜をつくる材料になります。赤ちゃんにとって居心地のいいベッドを子宮内でつくろうとするとき、粘膜はクッションの役割を果たします。反対に、鉄が不足していると粘膜がうまくつくられず、かたくて寝心地の悪いベッドになってしまいます。いつ赤ちゃんができてもいいように、しっかり鉄を摂取しましょう。


ママになるために必要な栄養素3 亜鉛

おなかに宿った赤ちゃんは、ひとつの細胞をふたつに、ふたつの細胞をよっつにと、細胞分裂を繰り返し大きくなっていきます。亜鉛には、この細胞分裂を促す働きがあります。


ママになるために必要な栄養素4 ビタミンB群

ビタミンB群のなかでも重要なのは、葉酸とB12、ビチオン、B6です。葉酸には赤ちゃんの脳の発育を助けたり、神経をつくる働きがあります。


ママになるために必要な栄養素5 ビタミンE

ビタミンEの別名は、妊娠ビタミンです。なぜなら、ビタミンEには、排卵の促進、卵巣重量の増加、ホルモン調節などの作用があるからです。


ママになるために必要な栄養素6 ビタミンA

ビタミンAにも子宮環境を整える効果があります。


ママになるために必要な栄養素7 カルシウム

カルシウムは赤ちゃんの発育にとって欠かせません。出産回数が増えるに従って骨粗鬆症の発生率が増えるというデータもあるので、母体のためにも積極的にとりたい栄養素です。


妊活には、食べ物・食べ方も大切

しいたけの中華麺

妊娠体質になるための栄養素や食べ方の工夫を知っておくことで、より安全に赤ちゃんを向かい入れることができます。


赤ちゃんに必要な栄養素7つを意識し、「高たんぱく・低糖質」な食事を心がけましょう。


今回ご紹介した本

『35歳からの栄養セラピー 妊娠体質に変わる食べ方があった!』

著者:定真理子・北野原正高

出版社:青春出版社



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  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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