プレスリリース自覚症状別おすすめ漢方

不眠・うつ・引きこもりにも!自覚症状別・おすすめ漢方薬

  • 更新日:2020/03/03

 冷え性や肌荒れなどに用いられる漢方薬ですが、引きこもりなどの心の病気にも用いられることはご存知でしょうか?

 今回は株式会社主婦の友社の『よくわかる こころの病気に効く漢方薬』から、自覚症状別、イライラしている時に効果的な漢方薬、不登校や引きこもりに用いられる漢方薬をご紹介します。


【漢方がこころの病気に効く】のはなぜ?

 漢方では病気の原因として精神的な影響(内因)を重視しています。現代医学では病気の原因を細かいところまで診て突き止め、ねらいがぴたりと当たれば、見事に治すことができますが、心の関与した病気は、真の原因が体の病気のかげに隠れていることもあるため、ねらいを一つにしぼって治療することがむずかしいのだそう。


 その点、「心身(しんしん)一如(いちじょ)」とする漢方は、心と体を切り離さず、一つのものとして治療にあたるので、原因が複雑な病気に対しては効果を発揮すると言われています。精神科や心療内科などで診療を受け、なかなかよくならない患者さんが漢方治療でよくなった例がたくさん見られるのだそう。


【イライラ】しているときに効果的な漢方薬

プレスリリース自覚症状別おすすめ漢方

● 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

学校などで落ち着きがない、緊張やイライラが強く、自律神経失調症がある、また怒りの感情の強い更年期障害、高血圧症、不眠の人などに用います。


● 加味逍遙散(かみしょうようさん)

のぼせ感があり赤ら顔、イライラがひどく、胸の動悸、気分がよく変わり、怒りの感情が強い人に用います。女性の更年期障害、月経前不快気分障害(PMS)に伴うイライラにはよく処方します。うつ症状でも、心の根底に怒りの感情を潜めている人にも用います。


● 柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

便秘傾向があり、胸部から腹部にかけての圧迫感や肩、首、背中のこりがはなはだしく、胸の動悸を伴う、精神不安、不眠症、軽いのぼせなどに用います。


【不登校・引きこもり】に用いられる漢方薬

プレスリリース自覚症状別おすすめ漢方

● 甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)

胃腸虚弱で、夜泣きや不安になりやすく、感情的な衝動が高まりやすいタイプによく用います。腹痛やイライラ感がおさまり、精神が安定してきます。


● 小建中湯(しょうけんちゅうとう)

子どもの不登校によく用いられます。体力が弱く朝起きられず、学校に遅刻するタイプにうってつけです。朝、腹痛を訴え、登校拒否するケースにも用います。また朝なかなか起きられず、イライラするケースにも効果があります。そのほかストレス性の腹痛にも用います。


● 安中散(あんちゅうさん)

子どもが朝起こす登校前の腹痛によく効きます。特に胃部から下腹部にかけての腹痛に好適です。


● 抑肝散加陳皮半夏

緊張が強く、イライラしやすく、怒りっぽく、頭痛を訴えるタイプの子どもによく用います。小児のひきつけ、チック症、貧乏ゆすり、学校などで落ち着かないなどの、緊張症の強いものに効果的です。



 筆者も乾燥肌やニキビが気になる時、たまに漢方薬を処方してもらうことがあるのですが、引きこもりにも漢方薬が用いられるということは初耳でした。なにかしら心の病気が疑われるけれど、即病院に行くのはためらわれるという場合、まずは漢方薬を試してみるという手もあるかもしれませんね。



【参考】

株式会社主婦の友社


【書誌情報】

プレスリリース自覚症状別おすすめ漢方

著者 根本幸夫 降籏隆二 青木浩義 根本安人

よくわかる こころの病気に効く漢方薬

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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