人生崖っぷち母ちゃん

「不妊の悩み」どこに相談するのがベスト?

  • 更新日:2020/02/18
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「妊活に対して温度差があって、夫には素直な気持ちを話せない」

「不妊治療をしていることをオープンにしていないので、周りに相談できる人がいない」

「妊活を通じて仲良くなった 女友達は戦友。本音では話せない」


妊活中のみなさん、こんなことで悩んでいませんか?


こんにちは、赤星ポテ子です。

不妊治療を経て妊娠・出産、離婚…と、人生の酸いも甘いも一通り経験しました(…と思っています)。


そんな私が、これまでの経験を踏まえ、治療の相談から心の悩みまで、カウンセラーをはじめとした、妊活の専門家に相談ができる機関をご紹介します。


クリニックのカウンセリング

カウンセリングを受けられるクリニックが近年増えてきました。クリニックのカウンセラーは大きくわけて4つに分かれます。


①生殖心理カウンセラー(認定:日本生殖心理学会)

体外受精コーディネーター・不妊カウンセラーの資格を併用して持つ看護師が大勢います。

(認定:日本不妊カウンセリング学会)


②不妊カウンセラー

不妊症で悩む夫婦の精神面をサポートする不妊に特化したカウンセラー。


③体外受精コーディネーター

医師の代わりに体外受精・顕微授精の治療内容やスケジュールの説明・相談に乗ってくれます。不妊カウンセリングの知識に加え、不妊治療の専門知識や現場の実務経験が必要とされます。


④臨床心理士

臨床心理学的技法を用い、教育や医療、福祉、産業といった多方面の「心の悩み」をサポートするカウンセラー。資格取得には大学院で心理学を学ぶ必要があり、専門性が高いカウンセラーの一つです。(認定:日本臨床心理士資格認定協会)


その他のカウンセリング

クリニックによっては「遺伝子カウンセリング」や「管理栄養士」が相談を受けつけているところもあります。


相談スタイル

対面式のカウンセリング(一対一もしくは夫婦そろって)

カウンセリングが必要と感じた場合、各自で予約するスタイルになります。

体外受精コーディネーターのカウンセリングの場合、体外受精・顕微授精の治療をはじめる前に行われます。


メリットとデメリット

・メリット

多くのクリニックが通院患者にはカウンセリングを割安で提供しています。

通院先のカウンセラーはクリニックと連携しているため、医師には直接相談しづらい治療についても相談しやすいです。


・デメリット

通院患者でない場合、料金が割高になります。

自由診療扱いのため保険は適応されません。


不妊相談センター・ホットライン

各自治体の保健所が、不妊で悩む夫婦に、不妊に関する相談や不妊治療に関する情報提供や医療面での相談に乗ってくれます。


相談スタイル

主に電話相談。

各自治体が指定する受付時間内に電話をかけて相談スタイルになります。


【厚生労働省】 全国の不妊専門相談センター一覧

※市町村で実施している事業は記載されていません


メリットとデメリット

・メリット

無料で相談が受けられます。

「面接相談」や「メール相談」を受けつけているところが自治体によってはあります。

カウンセリングとは異なり短時間となります。


・デメリット

平日の決まった曜日の日中の時間帯が多いため、フルタイムで働く方にとっては利用しづらいです。対応できる人数も限られているので、電話がつながりにくいこともあります。


心療内科・精神科

心療内科と精神科はどちらも「心の症状」を診断してもらう医療機関 になります。


相談スタイル

医師との問診・薬を処方してくれる医療機関になります。カウンセリングとは異なり、長時間話を聞いてもらえません。(10分程度)


メリットとデメリット

・メリット

医師による相談

症状にあった薬を処方してくれる。

健康保険が適応される。

医師の診断書


妊娠・妊娠の可能性がある・授乳中の場合は薬は処方してもらえないケースがほとんどです。不妊のストレスでうつ病と診断され休職が必要となった場合、診断書を作成してもらえます。


・デメリット

心療内科・精神科は心の治療を目的としているため、カウンセリングのように30分・1時間といった、まとまった時間をお願いすることはできません。


特徴から自分に合うところへ相談しよう

今回は、気軽に相談できる場所から専門家まで、第三者機関に相談ができる場所をご紹介してきました。

それぞれの特徴を表でまとめました。

不妊の悩みをどこに相談するか

上記以外の専門家以外の相談場所として、ピア・カウンセリングというサポートをおこなっている団体もあります。


不妊で悩んだ経験を持つピア・カウンセラーに、自分の悩みを共感してもらえることで気持ちが楽になるというメリットがありますが、「心の専門家」ではないので、相談者と自分と重ね合わせて主観でアドバイスをしてしまうケースもあります。


カウンセリングはハードルが高いと思う方もいらっしゃると思いますが、医療関係者や心の専門家に時間をかけて話を聞いてもらうことで、不安や悩みが軽減できるかもしれません。


「心のマッサージ」として一度利用されてみてはいかがでしょうか。



▷▷連載を1話から読む

#1『ポチャッと小太り赤星ポテ子です』


▷▷人生崖っぷち母ちゃん|バックナンバー

#31『不妊治療のやめ時を決断することは、はじめるより辛い決断』


#32『不妊治療クリニックの「防災対策」』


#33『婚活と妊活を同時進行!?今どきのアラフォー婚活事情』


#34『不妊治療でかかった費用は確定申告で取り戻そう! 医療控除になるもの、ならないもの』


#35『いつかパパになりたいアナタへ 「精子」の不都合な真実』



▼赤星ポテ子さんの作品はコチラ!▼


  • 赤星ポテ子 (イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

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