プレスリリース腸内環境

年明けのイライラや無気力感は腸内フローラの乱れが原因かも!?

  • 更新日:2020/01/24

 年が明けてからなんとなく体調が悪い……。そんな方は、年末年始の暴飲暴食や生活習慣の乱れによって胃腸に大きな負担がかかった結果かも?

 ということで、今回のテーマは年明けの「腸の不調」。いつもの食事で気をつけたいポイントをチェックしてみてください!


現在の食のトレンドが大腸劣化を促進している!

 以下、株式会社サイキンソーが展開している「大腸」にまつわるレポートをご紹介します。


 年末年始は、忘年会や新年会、親族の集まりなど楽しい行事が続く一方、心身ともに疲労が溜まりやすい時期です。また、暴飲暴食や寝正月などの乱れた生活習慣で胃腸にも大きな負担がかかっています。人間の免疫力の約70%は腸内に存在しますが、腸内の環境が悪化すると、腸内細菌の多様性が減少し、バランスのとれた腸内細菌叢が崩れることにより、免疫力が低下し全身の不調につながります。


プレスリリース腸内環境

 さらに、私たちの食生活がひと昔前と比べて欧米化したことによって、日本人の腸内環境は悪化したのではないかと考えられています。動物性の高脂肪食を多く摂るようになり、悪玉菌優勢の腸内環境になりがちです。その他、糖質制限やたんぱく質の過剰摂取など、美容や健康に良いとされる食トレンドも、腸内環境悪化につながる可能性があります。一見、健康的に見えても偏った食生活は思わぬところでマイナスに働くこともあるのです。


お正月後の過度なダイエットは禁物!いつもの食事に水溶性食物繊維を1品プラス

 お正月は親戚との集まりや新年会で暴飲暴食をしてしまいがちです。さらに、寝正月を過ごしたがゆえに、気がつけば体重が増えていた! なんて経験はありませんか?

 年明けに「今年こそは!」とお正月に沢山食べてしまった分、ダイエットに励む人がいますが、炭水化物抜きなど極端なダイエットは腸内環境を悪化させ、返って体調不良の原因やストレスからリバウンドにつながるので気を付けましょう。腸内環境を悪化させないためには、腸内細菌にエサ(水溶性食物繊維)を与えることが重要です。水溶性食物繊維を摂取することで、酪酸や酢酸などの短鎖脂肪酸を産生し、それらが内臓脂肪の蓄積を抑制したり、溜まっている内臓脂肪の燃焼を促進させることが示唆されています。※1)水溶性食物繊維は、大麦や海藻類、ネバネバした食品(納豆・めかぶ・長芋等)に多く含まれています。また、私たちの腸内細菌は生活習慣や年齢によって変化しますが、ビフィズス菌などの腸にとって良いはたらきをする菌は年齢と共に減少する傾向にあります。日常生活において、これらの菌も意識して取り入れるよう心がけましょう。


腸内細菌叢が減少すると免疫力が低下。『風邪』や『食中毒』にかかりやすくなる

 冬場は、風邪やインフルエンザ、そしてノロウイルスなどの感染症が流行る時期です。腸内細菌叢のバランスが良好で、多様性が高い状態であれば、感染リスクを抑えることができます。一方、腸内細菌叢のバランスが乱れてしてしまうと、免疫力は低下し感染リスクは高まります。


年明けの『無気力』も腸内細菌叢が関係しているかも……?

 やる気を増進させる「ドーパミン」や喜びを感じる「セロトニン」などの神経伝達物質も、腸内細菌叢のバランスが乱れるとうまく分泌されません。幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」の前駆体の約90%は腸内にあり、そのうち約8%が血液中に、約2%が前駆体の5-HTPとして血液脳関門を通過して脳に送られてセロトニンになります。※2)しかし、腸内細菌叢のバランスが乱れ、脳に伝達される「セロトニン」の前駆体が不足してしまうと、脳のセロトニンが不足していらいらや不安感、無気力な状態が続き、憂鬱な気分になりやすくなります。



※1) 水溶性食物繊維の摂取が内臓脂肪の蓄積を抑制するメカニズムについて_参考文献:

De Vadder F, Kovatcheva-Datchary P, Goncalves D, Vinera J, Zitoun C, Duchampt A, et al. Microbiota-generated metabolites promote metabolic benefits via gut-brain neural circuits. Cell. 2014; 156: 84-96.3) Romaguera D, Angquist L, Du H, Jakobsen MU, Forouhi NG, Halkjaer J, et al. Dietary determinants of changes in waist circumference adjusted for body mass index - a proxy measure of visceral adiposity. PLoS One. 2010; 5: e11588.


※2)セロトニンについて_参考文献:

Heijtz RD et al:Normal gut microbiota modulates brain development and behavior.Procnatl Acad Sci USA108(7)、3047-52 2011



 以上の結果から、免疫力の低下やイライラや不安感などにまで腸内環境が影響する可能性があるようです。レポートでも語られていたように、最近の食の流行は、炭水化物を抜いたり、たんぱく質を大量に摂取したり、極端な食事が多いですが、見た目や体重にこだわりすぎるのではなく、体の内側のことまで考えた食生活をしたいですよね。



【参考】

株式会社サイキンソー

  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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