妊婦

安全に赤ちゃんを産むために「間違いだらけの産活」を知ろう!

  • 更新日:2019/09/13

「子どもがほしい」と考えている女性の多くは、妊活の正しい知識に興味津々でしょう。ですが、妊娠できたからといってそこがゴールではありません。


安全に赤ちゃんを産むためには、妊娠してから生まれるまでの間の過ごし方も大切になってきます。今回は、「妊娠期間中、どのようなことに気をつければいいのか」を産婦人科医の丸田佳奈先生著『間違いだらけの産活』を参考にご紹介していきます。


「間違いだらけの産活」にNO!赤ちゃんを迎えるために、正しい知識を身につけよう

丸田先生は、「妊娠することに目が向けられすぎていて、妊娠した後のことについては、目が向けられていないと感じることがある」と述べています。妊娠は、赤ちゃんを迎えるための第一歩ですから、「いかにして妊娠するか」が最大の関心ごとになることは避けられないことです。しかし、安全に赤ちゃんを迎えるためには、妊娠はゴールではなくスタートだ、という意識を持っておく必要があります。


ここでは、勘違いされがちな「間違った産活の知識」を5つご紹介していきます。


間違った産活の知識1:「遠くても有名な病院がいいよね」はNG

病院選び

妊娠が発覚したら、まずは病院を選ぶことになります。順調にいけば十ヶ月間お世話になる病院ですから、病院選びは慎重になりがちです。「有名な産科医がいるところがいい」と考える方もいるでしょう。


ですが、丸山先生は、「まずは通いやすい場所にあることが絶対条件」だと述べています。妊娠期間中はなにがあるか分かりませんから、「自宅から近いこと。できれば、何か起きた時には、車で30分以内に駆けつけられるエリア内で受診できる病院」を選びましょう。


間違った産活の知識2:「妊娠したら車は危険だから自転車にしよう」はNG

妊婦の運転

「妊娠したら車の運転は控えよう」と考えている方は多いでしょう。では、自転車はどうでしょうか? 実は、自転車も妊婦さんにとっては避けるべき乗り物なのです。


実は自転車も出産するまではやめていただきたいのです。(略)骨盤の中に子宮はハンモック状にぶら下がるような形で位置していますが、自転車のペダルを踏むと骨盤が動かされることになるため子宮に振動が伝わって動くことになります。妊娠初期には好ましくありません。(略)また妊娠が進んでおなかが大きくなって自転車に乗ると、足元が見づらいうえに、安定感がなくバランスを崩して転倒する危険も出てきます。(P.82)


妊娠期間中の移動は、車の運転を夫に任せる・公共のバスや電車を使う、などが安心でしょう。


間違った産活の知識3:「妊娠中だから赤ちゃんの分も食べて太ろう」はNG

食べる妊婦

妊娠したら、「赤ちゃんの分も食べないと」と思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、丸山先生は、「妊娠初期は赤ちゃんの分はまったく不要」だと言い切っています。


「赤ちゃんの分も食べないと」と意識して食べすぎた結果、太ってしまい「産道の内側に脂肪がついてお産が大変になる」などのデメリットも考えられます。

「ふたり分食べよう」とするのではなく、バランスの良い食事をとり、体重増加はほどほどに抑えておくのが良いでしょう。


間違った産活の知識4:「安定期に入ったからコンドームなしでセックスしよう」はNG

夫婦

「安定期に入ったからコンドームなしでセックスしてもいい」と思い込んでいる人もいますが、実際は、妊娠中のセックスには十分に気をつける必要があります。


妊娠中はコンドームを使用しないことが多いため、コンドームなしのセックスは雑菌を赤ちゃんのいる子宮の入り口に直接塗りつけているようなもの。また、コンドームを使用していても、手や体が清潔でなければ感染の危険は高まります。(P.127-128)


丸山先生は、「つわりが治る妊娠18週前後くらいまではセックスを控えること」「妊娠中にセックスするときは感染対策をしっかり行うこと」が重要だ、と指摘しています。


間違った産活の知識5:「産休中にマタ旅を楽しもう」はNG

マタ旅

「子どもが生まれたらしばらくは旅行にいけなくなるから」などの理由で、マタ旅(マタニティ旅)を楽しみたい、と考えている妊婦さんもいらっしゃるかもしれません。


ですが、丸山先生は、「旅行中にいつもよりたくさん動いたりすることで体に負担がかかり、旅先で切迫早産を含めた早産になる例が少なくないこと」から、できればマタ旅は避けた方がいい、と指摘しています。


妊娠中にどうしても遠出しなければならない場合は、「水分を多めにとる」「おなかに負担がかからないよう、正しい方法でシートベルトを締める」などの工夫をしましょう。


安全なお産のために、正しい産活情報をゲットしよう!

妊娠は、ゴールではなくスタートです。

より安全に赤ちゃんを迎えるために、産活の正しい情報を活用しましょう。


今回ご紹介した本

『間違いだらけの産』

著者:丸田佳奈

出版社:学研パブリッシング


【バックナンバー】女性を幸せにする本

スマホ・お酒・ダメ恋愛・買い物…プチ依存を脱するための方法とは?
忙しい女性が「最短の勉強時間で効果を上げる」ためのテクニック5選
自己紹介やちょっとしたスピーチで恥をかかないための7つのコツ
手遅れになる前に!「モラハラ妻の4つのタイプ」を知ろう
仕事と子育てを完璧に両立させるなんてムリ。両立神話から抜け出そう!
女性を幸せにする本
  • 今来 今 (フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

この記事がいいと思ったら
いいね!しよう

Related関連記事

Pick Up編集部ピックアップ

Rankingランキング

#tag