人生崖っぷち母ちゃん

不妊治療をはじめる前に知っておきたい4つのお金の話

  • 更新日:2019/09/10
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今や夫婦の5組に1組が不妊で悩んだことがあると言われているほど、不妊は意外と身近な社会問題となっています。

こんにちは、赤星ポテ子です。約7年間ほど不妊治療をしていました。


妊娠についての基本的な知識はもちろんのこと、特に不妊治療に関するお金まわりのことで、不妊治療をはじめる前に知っておきたかったことや、知らなくて後悔したことを中心にお話したいと思います。


国や各自治体の助成制度を忘れずにチェック

不妊治療にかかる費用は、体外受精や顕微授精といった高度治療でないと助成金は出ないと思われている方も実は多いのではないでしょうか。

東京都をはじめとする各都道府県からの助成制度と一部の市区町村から不妊治療費用の助成金が支給されます。


人工授精や一部の男性不妊治療に対し、追加で助成をおこなう自治体もあります。


不妊治療に限らず、助成金制度は毎年4月に改定され、制度の条件の変更や追加、廃止などが行われます。

不妊治療費の助成対象外となっている自治体の場合でも、追加される可能性は十分あります。

年度が切り替わるタイミングで、お住いの自治体のウェブサイトは毎年確認するようにしましょう。


確定申告「医療費控除の対象」と「還付金」

自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合、確定申告で医療控除の申請すると還付金を受け取ることができます。

不妊治療は一般診療・自由診療のどちらの場合でも、医療控除の対象になります。


医療控除の申請は収入が多い人が受け取った方がより多く還付金が戻ってきますが、違うケースもあります。申請前に「所得税・住民税簡易計算機」で一度シミュレーションをしてみましょう。

治療費以外に、医師の処方による治療のためのサプリメントや漢方も控除の対象となります。ドラッグストアなどで購入した際は忘れずに領収書をとっておきましょう。


なお、妊娠検査薬や排卵検査薬は控除の対象にはなりませんのでご注意ください。


保険に加入する場合は、不妊治療をはじめる前

不妊治療中は医療保険の加入を断られる場合や、割増になるケースがあります。

また加入できた場合でも、 婦人系の病気・妊娠そのものが保障対象外となってしまうものが多いようです。


保険の加入を検討されている方は、不妊の検査をする前に一度よく考えてみることをお勧めします。


知識を制する者は妊活を制す

お金

妊活に関係するお金の話、いかがでしたでしょうか。

不妊治療にかかる費用は夫婦によって異なりますが、平均費用は193万円(※)というアンケート結果が出ています。


いつまで続けるか分からない不妊治療。

不妊治療にかかわるお金の知識を身につけておくことは、大きな武器になります。


引用

2017年10月に「妊活・不妊治療」に関するインターネット調査(妊活ボイス _株式会社CURUCURU)


不妊治療は今年10月から「自由診療」の増税対象に

不妊治療は大きく分けて「一般診療」と「自由診療」の2つがあります。

医療保険が効く「タイミング法」「人工授精」「不妊検査」は「一般診療」。

医療保険が効かない「体外授精」「顕微授精」などは「自由診療」となります。

2019年10月1日に消費税率が8%から10%に引き上げられ、それにともない「不妊検査」「体外受精」などの高度治療の費用の負担が上がります。


体外受精は一回につき30から60万円と高額です。

高度治療を迷われているご夫婦は増税の前に改めて検討されてみてはいかがでしょうか。



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#1『ポチャッと小太り赤星ポテ子です』


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#21『子どもの「ユーチューバーになりたい」夢はダメですか…!?』


#22『「子どもを産めない」女にとって、男の「子どもが欲しい」は心がざわつくが共感もできる言葉。』


#23『不妊も子だくさん家庭も、悪意のない言葉でみんな傷ついている。』


#24『男だって「妊活」はつらいよ!夫婦で向き合う不妊治療』


#25『ワーキングマザーが断念する、不妊治療の「二人目の壁」とは⁉』



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  • 赤星ポテ子 (イラストレーター&漫画家)

    武蔵野美術大学卒。不妊治療を経て一児の母に。いつか息子と海外移住できることを夢みている。 著者「ベビ待ちバイブル」「子どもにちゃんと伝わるお金の「しつけ」」(共著)など

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