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平均3.7回!?女性が1回の睡眠で無自覚に◯◯している回数

  • 更新日:2019/06/29

 皆さんは、睡眠中に途中で目が覚めることはありますか? 実は、一度も起きることなく熟睡できているつもりでも、多くの人が睡眠中に“無自覚に”何度も目を覚ましているということが、資生堂の調査で明らかになりました。

 今回は、働く女性の睡眠についての調査結果をご紹介します。


働く女性の半数以上が、眠る時間が不規則になっている

 まず調査では、働く女性を対象に睡眠計測アプリを用い、彼女たちの就寝時間が毎日同じ時間帯であるかどうかを確認。そして、その結果を表したのがこちらのグラフです。

働く女性の規則的生活と不規則生活の割合

 なんと、同じ時間帯に眠っていない「就寝時間が不規則」な人が半数以上(50.5%)を占めるという結果に。反対に、調査期間中の6割以上を同じ時間帯に眠っていた「かなり規則的」な人は22.8%であることから、働く女性の生活はかなり不規則になっていると言えそうです。


 また、就寝時間が遅くなった理由を聞いたところ、「外出していて帰宅が遅くなった」(25.3%)、「TV番組や録画した番組をみていた」(21.6%)、「インターネット動画配信サービスや動画をみていた」(15.9%)などが上位にあがりました。特に、テレビは年齢が高くなるほど多くの人が理由として挙げ、インターネットやSNSは、若い女性ほど多く挙げていることから、年代ごとのライフスタイルの違いが反映される結果となっています。

就寝が遅くなった理由

“無自覚夜ふかし”※は睡眠の質にも影響する!

1回の睡眠あたりの無自覚夜更かしの発生回数

 調査期間中、睡眠アプリで測定された女性たちの“無自覚夜ふかし”の発生回数は平均3.7回。そして、約8割が2回以上発生していることが明らかになりました。平均を上回ったのは30代と40代で、30代は4.1回、40代は3.9回と“無自覚夜ふかし”が多発してしまっているようです。


 また、睡眠の質の実感と睡眠アプリで計測された“無自覚夜ふかし”の発生回数に関係があるかも見てみた結果、発生回数が多い人ほど、14日間の調査期間中に「睡眠の質が悪かったと思う」と回答した日数が5日以上あった人の割合が大きくなっていました。知らず知らずのうちに起こっている“無自覚夜ふかし”ですが、実は睡眠の質の実感として現れている可能性が高いようです。

無自覚夜更かしの発生回数と睡眠の質実感

※知らず知らずのうちに睡眠中に覚醒していること。


就寝時間が不規則な人ほど、“無自覚夜ふかし”が発生!(肌に不調を感じている人も多い!)

 さらに調査では、生活リズムと“無自覚夜ふかし”の発生回数が深く関係していることも明らかになっています。

規則的生活群と不規則生活群における無自覚よふかしの発生回数

就寝時間帯が「かなり規則的」な人と「不規則」な人で、“無自覚夜ふかし”の発生回数を比較すると、3回以上発生している割合は、圧倒的に「不規則」な人が高く、「かなり規則的」な人と、1.7倍の開きがありました。


また、肌の調子を聞いたところ、“無自覚夜ふかし”の発生が2回未満の人と3回以上の人で大きな差が。2回未満の人は、6割以上(65.2%)が「肌の状態が良い(良い+まあ良い計)」と回答したのに対し、3回以上発生している人は、52.2% にとどまり、その差は13ポイントとなりました。

無自覚夜更かしの発生回数と肌の状態

健康的で規則正しい睡眠で、みずみずしい美しさを。

 以下、スリープ・メンタルヘルス総合ケア すなおクリニックの内田直院長のコメントをご紹介します。


睡眠は、美容にも大切なことは以前から知られていましたが、「たっぷり眠りましょう」という情報にとどまっていたように思います。今回の調査結果をみると、現代の働く女性たちは、昼間のストレスや疲れからの解放を求めて、ベッドタイム前の時間をつい長く取りすぎてしまう傾向があるようです。気分転換は大切な時間ですが、一方で調査結果は、不規則な生活が睡眠の質を悪化させてしまっていることも示唆しています。特にベッドタイム前に、テレビ、 インターネット、SNSなど、青白光に暴露する時間を取るのは睡眠の質を悪化させる要因になると思います。

 今回の調査結果を多くの女性が知り、少しでも健康的で規則正しい睡眠に目を向け、みずみずしい美しさが取り戻せるといいですね。


 規則的な生活を送っている人より、不規則な人のほうが睡眠の質が良くないことは想像にかたくありませんが、これほどに違いが出るとは……。仕事から帰ってきて、テレビやSNSなど、自分の自由時間をたっぷりと取ろうとするあまり、夜更かしに繋がる女性は多いと思いますが、睡眠の質やお肌の状態が気になるなら毎日同じ時間帯に就寝するよう気をつけたほうが良さそうですね。


参考

株式会社資生堂


すなおクリニック院長・医学博士 内田 直氏

内田 直氏

スリープ・メンタルヘルス総合ケア すなおクリニック院長。早稲田大学名誉教授。神経生理学、精神神経科学の分野にて多数の論文を執筆。

早稲田大学スポーツ科学学術院教授を務めていたときは身体のパフォーマンスと睡眠の関係について研究を進めた。現在はクリニックにて睡眠障害やメンタルヘルスに関する診療を行なっている。


  • 女子カレ編集部

    女性のココロとカラダに寄り添うサービス『女子カレ』の編集部。主に「今」お届けしたい情報をお届けします。

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