妊婦の結婚式

妊娠中に挙式!気をつけたいことは?【知っておきたかった妊娠・出産・育児のはなし#28】

  • 更新日:2019/06/03

授かり婚だけではなく、さまざまな理由で妊娠中に結婚式を挙げることがあるでしょう。私も妊婦のときに結婚式を挙げた一人です。その経験から、妊娠中に結婚式を挙げるにあたって、ぜひ気をつけてほしいことをお伝えします。


妊娠中に結婚式を挙げても大丈夫?

妊婦

私の場合、妊娠5カ月で結婚式を挙げることになりました。無計画に思えるかもしれませんが、34歳で入籍し、前後して夫の転勤などが重なった中、妊活を最優先して進めた結果でした。結婚式は、親族だけのこぢんまりとした式に。結果的には、妊娠中でも式を挙げられてとても満足でした。


なので、大丈夫かといえば、大丈夫なケースも多いでしょう。でも、私は結婚式の準備中に一度、お腹が張って激痛が走り、動けなくなって自宅の廊下でしばらく横になっていたことがありました。その後、病院に行って検査したときには母子ともに何ともなく、式の当日もお腹の張り止めの薬をもらって乗り切りましたが、あの時もし、お腹の赤ちゃんに何かあったらと思うと、今でも背筋がヒヤッとします。


妊娠・出産は何があるかわかりません。3人出産した今、身内に妊娠中に結婚式をするという人がもしいたら、「うーん、本当に今じゃないといけないのかよく考えて、それでも挙げるなら慎重に、気をつけて臨んでね」と言いたいです。


大きな式にはしないほうがいい?

結婚式は夫婦にとってとても大きなイベントです。思った以上に気を使うし、緊張して、心身ともにエネルギーを使います。私は親族のみの結婚式でしたが、それでも結構な労力が必要でした。妊娠中ということを考えると、会社の上司や遠方の友人たちまで招いた大きな式にすると、もしかしたら心身共に負担がかかりすぎるかもしれません。


妊娠の経過に思わぬことがあって、どうしても式をキャンセルせざるを得ない場合もあるでしょう。そんなときも、小さな式ならまだ痛手が少なく済みます。大人数だとキャンセルのご連絡や費用なども大変になるかもしれません。


準備は早めに余裕をもって

準備

結婚式は当日だけでなく、準備にもいろいろと気を使います。打ち合わせにも何度も足を運ばなければいけないですし、あれこれ悩んで旦那さんともめた、という話もよく聞きます。


式場を決めたら、当然ですが最初に妊娠していることを担当のコーディネーターに伝えること。その上で、体調を第一に考えたいことを伝えましょう。打ち合わせの回数を減らすなど、式場の方も気を使ってくれると思います。体調不良で打ち合わせを延期しても困らないよう、余裕のあるスケジュールを立てておくことも大切です。


もちろん、誰よりも妊婦さん自身とパートナーが、体調第一であることを理解しておかなければいけません。完璧を求めて準備に根をつめすぎたりしないよう、「妊娠中の結婚式はリラックスして挙げられる程度で十分」と思っておいたほうがいいでしょう。


ドレスは直前に試着して確認

ウエディングドレス

ドレスに関しては、お店で相談すれば、妊婦でも着られるものを提案してくれるので大丈夫。ただ、私のように地方だったりすると、妊婦用に限定すると選択肢は狭まるかもしれません。


最初の段階ではお色直しも考えていたのですが、結局カラードレスはやめ、白のドレスで、お色直しのタイミングでは上からレースなどをつけて別のドレスのように見えるものを選びました。式が近づいてきた頃にはお腹周りが少しふくらんできて、そもそも着られるドレスが少なかったのが理由です。結果として、当日も着替えなくていい分、体力を温存できてよかったと思います。


妊娠中の身体は刻々と変化していくので、できれば式の直前にも試着できるように頼んでおくことをおすすめします。私が直前に試着したときは、ドレスの担当の方が「1カ月前とお体が全然違いますね!」と驚きながら、ウエストあたりの調節を変えてくれました。


高いヒールは控える

ヒール

結婚式のドレスを着るときって、スカートの下にすごく高いヒールを履くことが多いです。鏡を見ながらヒールを履き比べるとわかるのですが、やっぱりヒールが高いとドレスが映えて素敵に見えるんですよね。


ただ、妊娠中の場合は、残念ですが履きなれない高いヒールはあきらめましょう。万が一、移動中などに足を踏み外して転んだりしたら大変です。

この辺りは、妊娠中だとどうしても妥協しなければいけない部分。一生に一度の結婚式だからドレス姿は完璧にしたい、という方は、潔く妊娠中の挙式はやめておいたほうがいいかもしれません。


ゲストにも妊娠中であることを伝える

ゲスト

当日は、もちろん妊娠中なのでアルコールはNGです。あまり新婦にアルコールを勧める人もいないかもしれませんが、できれば招待状に妊娠中であることをひと言添えるか、最初の挨拶で触れておくなどして、ゲストにも妊娠中であることを伝えたほうがいいでしょう。そうすれば、アルコールだけでなく、式の間中、あまり動かずに座っていても「なるほどな」と理解してもらえます。


プランや移動も無理のない妊婦仕様に

アルコールに関して言えば、ちょっと反省しているのが、新郎である夫は一般的な挙式の新郎のように、ゲストに祝杯をもらってしっかり飲んだこと。おかげで、式場からの帰りの車の運転は私の役目でした。


ただ、妊娠中は、ただでさえ体調が不安定なもの。式の後で疲れてもいたため、運転中に眠気を感じてしまいました。式のプランはもちろんですが、前後の移動も、妊婦であることをよくよく認識して、無理のないように計画してください。式当日の移動はタクシーにするなど、多少お金がかかっても身体の負担を軽減することを第一に考えるべきでしょう。


子どものお披露目会にしてもOK

結婚式子供

ここまで読んで、「こんな制約のある結婚式は嫌だ」と思ったなら、結婚式を延期することも考えてみてください。母親が一番身体を大事にしなければいけないのが妊娠中です。その点、出産後なら、母親が自分の身体を心配する必要はありません。産後に、親族や友人への赤ちゃんのお披露目式を兼ねて結婚式をするという人もいるようです。


ただ、産後のお披露目式にする場合、忘れてはいけないのは「赤ちゃんをお世話しながら結婚式を挙げるのは結構大変」ということ。母親だけでなく夫や親族も含め、皆で赤ん坊をケアしながらの式になると思うので、それはそれで式のスタイルなど大きく制約されるでしょう。かといって、育児が少し落ち着いてから改めて……と思っているとあっという間に月日が過ぎ、結婚式を挙げるタイミングを逃してしまう可能性もあります。


妊娠中の結婚式はよく考えて

女性にとって、結婚式は大切な人生の晴れ舞台。どうしても気合が入りがちですが、妊娠している場合、一歩引いて、冷静に体調を見ながら計画していくことが必要です。


夫や親族はもちろん、お医者様や式場の担当者も巻き込んで、母子にとってできるだけ負担のかからない、楽しい式ができるといいですね。



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  • 鈴本りえ (ライター/エディター)

    旅・グルメ・動物・育児・住宅・ビジネスなど幅広いジャンルで執筆するライター/エディター。趣味はぐうたらしながら本を読むこと。元旅人。運動音痴。現在は地方在住、3児の母。

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