ビューティー

ボトックスにヒアルロン酸。切らない美容医療の費用と効果とは?

美容医療

整形などの美容医療、受けたいと思いますか?


「失敗するリスクが怖い」

「痛いのは嫌だ」

「整形したことが周囲にバレるのは嫌」

という理由から、美容医療に興味はありつつも、利用をためらっている人も多いのではないでしょうか。


美容医療には、高額なお金がかかるだけではなく、変化が見られないリスク・失敗するリスクもゼロではないため、ある意味ギャンブル的な要素があります。


また、スティグマ(屈辱感や劣等感)もつきまといます。


明らかに整形している芸能人が、「整形していません」と言い張るのは、「整形=ずるい」「整形で作った美しさ=生まれつきの美しさより劣る」という考える人が多いからでしょう。秀才より天才の方を評価したくなる、というのはよく考えたら不思議ですが、めちゃくちゃ勉強しているけれど「全然勉強してないけど、100点でした」とうそぶきたくなる気持ちはなんとなく理解できます。


せっかくお金をかけて美しくなったのに、「どうせ整形でしょ」と見下されてしまうなんてリスクが高すぎる行為にも思えますが、アジア太平洋地域の美容医療市場は年々拡大しており、2020年には3700億円を突破するとも言われています。(※1)


美容医療市場の拡大は、様々なデメリットを無視してでも美しくありたいと望み、医療による革新的な変化を望んでいる女性が増加していることの表れでしょう。この美容医療の人気を後押ししているのが、「切らない」医療の台頭です。


「メスを使う美容医療は怖いけれど、注射やレーザーだったらチャレンジしてみたい」「注射だったら整形がバレにくいからトライしたい」、と考える女性は多いでしょう。


今回は、そういった「メスを使わない美容医療」にはどういったものがあるのか、どういった効果が期待できるのか、をご紹介していきます。


【美容医療の種類1】歯のホワイトニング・歯列矯正

歯のホワイトニング

認識していない方も多いかもしれませんが、歯のホワイトニングや歯列矯正も大きなくくりでは美容医療に分類されます。


歯のホワイトニングは、審美歯科や一般歯科で受けることができます。ホワイトニングは大きく分けてふたつの方法があります。病院でレーザーを照射するものと、自宅で行うもの(自宅でマウスピースをつけて歯をホワイトニングする)に分けられます。一回でどれくらい白くなるかは人によって異なるので、かかってくる費用は個人差がありますが、1万〜5万程度(1ヶ月〜半年程度)で理想の白さにできる人も多いようです。


歯列矯正の場合は、料金も高額になりがちで、時間もかかります。歯列矯正は、矯正器具をどこにつけるか(部分矯正か全部か、裏側につけるか見えるところにつけるか)で金額や日数は大きく変わります。


医療従事者のためのサイトDentwave.comが行なった調査(※2)では、「治療期間の目安は1年〜2年」で実際にかかった費用は、「50万円未満が43%、50~100万円が34%」だと公表されています。


【美容医療の種類2】レーザーや注射などを使った切らない美容医療

ボトックス

レーザーや注射などを利用した、切らない美容医療は、試したことがある方も多いかもしれません。


レーザー脱毛は、ここ数年急速に普及してきた美容医療のひとつです。レーザーを定期的に肌に照射することで、半永久的に脱毛することが可能です。私自身、足のレーザー脱毛を10年ほど前にしているのですが、現在もまったく毛が生えません。かかる費用は、脱毛する部位や病院によって異なります。両足のひざ下程度であれば、4〜6万ほどあれば脱毛を完了することができるでしょう。


そのほかの切らない美容医療の代表格といえば、ボトックスとヒアルロン酸でしょう。ここからは『メディカル・アンチエイジングで“不老美肌”を手に入れる』(石川浩一著・幻冬社)を参考に、ボツリヌス菌とヒアルロン酸の効果についてみていきましょう。


ボトックスとは、「ボツリヌス菌が産生するA型ボツリヌストキシン製剤を注入する治療法」です。


ボトックスというのは、薬剤の製品名です。ボツリヌストキシンは1980年にアメリカのFDA(食品医薬品局)により斜視・眼精疲労・片側顔面痙攣に対して許可を受け、2002年に美容目的でも許可されました。


表情を作る筋肉、表情筋は、近くにある神経から放出されるアセチルコリンという指令物質を受け取って収縮するのですが、ボツリヌストキシンはアセチルコリンの放出を阻害します。そのため、表情筋の動きが抑えられてしわができにくくなるわけです(P.105-107)


ボツリヌス菌を注射することで、しわができにくくなる効果は3ヶ月〜4ヶ月ほど持続するといいます。


しわを改善するもうひとつの方法に、ヒアルロン酸注射が挙げられます。


美容医療に長年使われている製剤で、粘度のことなるさまざまなタイプがあるので、しあわの深い溝を埋めたり、ハリが低下して細かいしあわの凹凸ができている部分には、内側から皮膚にハリを与えるように注入すれば、内側からしわを伸ばす効果が得られます。(P.108-109)


ボトックスもヒアルロン酸も月日が経てば効果は失われるため、効果を維持するためには継続治療が必須になってきます。


自由診療のため、病院によって費用は異なります。1回目は2〜4万円程度で受けられるところが多いようです。ただし、数ヶ月〜1年程度で効果は失われますので、効果を持続させたいなら、継続してメンテナンスを行う必要があります。


切らない美容医療は絶対安全?

美容医療

当たり前ですが、メスを使わないからといって絶対に安全だとは言えません。


「溶ける糸を使用したフェイスリフト」の施術を受けた女性が、効果が感じられなかっただけではなく、皮膚の引き攣れや脱毛といった健康被害を被ることになった事例(※3

)や、ケミカルピーリングで痕が残ってしまった事例(※4)など、顔に施術痕が残ってしまった・健康を害してしまった、といったケースは多々あります。


「切らないから大丈夫」「友達がしているから効果があるだろう」と安易に手を出すのではなく、自分で情報収拾し、コストとリスクをしっかり把握してから、本当に必要な医療を受ける必要があるでしょう。



※1 AFP 美容整形、世界で活況 市場規模1兆円、「切らない」処置人気


※2 Dentwave.com 美容にかかる費用の比較調査


※3 医療問題弁護団 品川美容外科の「糸によるフェイスリフト術」和解成立のご報告


※4 過去の医療事故・医療過誤(医療ミス)の裁判事例



▼参考



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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