ビューティー

お金をかけずにできる睡眠美容。寝不足で食欲が25%増加する!?

睡眠美容

日本人は、男女ともに睡眠時間が短いことで知られています。(※1)仕事や家事・育児・趣味など、「睡眠を削ってもしたい・しなければならない」ことが多い忙しい人たちは、ともすれば「睡眠は何もしていないムダな時間」だと考えてしまいがちです。


ですが、実際には、睡眠をしっかりとることで得られるメリットは計り知れません。


女性の場合、質の良い睡眠をたっぷりととることで、美容やダイエットの効果も期待できます。というより、睡眠が足りていないと、痩せにくい体になってしまうというリスクが高まるのです。


今回は、睡眠コンサルタントである友野なおさん著『大人女子のための睡眠パーフェクトブック』(大和書房)を参照しながら、睡眠と美容・ダイエットの関係についてご紹介していきたいと思います。


ダイエットの敵は睡眠不足! 寝不足で食欲が25%増加する!?

寝不足

ダイエットというと、激しい運動と食事制限が肝だと考えている方が多いでしょう。もちろんダイエットには、運動と食事が大切です。ですが、同時に睡眠も大切になってきます。


なぜなら、しっかりと睡眠をとっていないと、食欲が増し食べ過ぎてしまう危険性があるからです。


「眠ることと太ること」には、私たちの脳で分泌されるホルモンが深く関係しています。しっかり眠っていないと、食欲が増すホルモンの「グレリン」が増加し、食欲を抑えるホルモンの「レプチン」が減少するということがわかっているのです。(略)スタンフォード大学の調査で、睡眠時間が8時間のグループと5時間のグループを比較した結果、睡眠時間が5時間のグループは食欲が増すグレリンが14.9%も増え、食欲を抑えるレプチンが15.5パーセントも減ることがわかったのです。(略)睡眠不足の状態は、「しっかり眠ったときに比べて食欲が25%も増す」ともいわれています。(P.114-115)


また、アメリカのコロンビア大学で行われた調査では、睡眠不足の場合、人はヘルシーな食べ物よりジャンクフードを好む傾向が増すといった結果も報告されています。


友野さんは、「睡眠不足になると、糖質や脂質に対する欲求が高まる」とも、主張されています。睡眠不足は、まさにダイエットの天敵だと言えるでしょう。


無料でできる睡眠美容。最初の3時間が勝負。成長ホルモンは極上美容液

睡眠

睡眠不足によって肌荒れしたり、化粧ノリがイマイチになったり、といったことを経験している方も多いでしょう。肌荒れや化粧ノリを改善したいなら、何万円もする美容液やクリームを使うよりも、しっかりと眠ることを心がけた方が効果を感じられるかもしれません。


なぜなら、睡眠と美容には切っても切れない深い関係があるからです。友野さんは、「肌が美しい人は、睡眠時間がエステ時間(睡眠美容の時間)になると知っている」と言います。そして、その睡眠美容の効果を最大限に発揮させるためには、「眠り始めの3時間」を途切れさせず深く眠る必要があるといいます。


眠りはじめの3時間の睡眠の質によって美しさに差が出る理由は、「成長ホルモン」の存在にあります。成長ホルモンとは、肌の細胞の新陳代謝をうながす働きがあるといわれている物質。古くなった細胞は、新しい細胞にスムーズに入れ替わることで、美しい肌をキープすることができます。(略)つまり成長ホルモンは、私たちの肌を美しくしてくれる天然の極上美容液だということ。(P.92)


この天然の美容液が集中して分泌されるのは、「眠り始めの最初の3時間」なので、この時間に深く眠っておく必要があるのです。ソファーなどでうたた寝をして、途中で目を覚ましていたりしたら、もったいない。美容のためには最初の3時間が大切だと心得て、睡眠を途切れさせないように注意しましょう。



やっぱり12時までに寝たほうがいい。12時前に寝た方が老けにくい?

時計

さて、女性なら、「10時から深夜2時まではお肌のゴールデンタイム」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。「夜更かしはなんとなく体や肌によくなさそうだけど、10時までに寝るのは難しい」と感じている方に朗報です。友野さんいわく、10時までに寝る必要はなく、「12時までに寝るのが美肌をつくる大事なポイント」だと言います。


睡眠美容にとって、前述の成長ホルモンと同じくらい大切な「メラトニン」というホルモンがあります。メラトニンは別名「睡眠ホルモン」。熟睡を促すだけでなく、非常に強い抗酸化作用があり、老化防止作用や抗がん作用もあることがわかっています。つまり、メラトニンは私たちが年齢を重ねても、いつまでも美しくいるために必要不可欠なホルモンなのです。このメラトニンは、暗くなると分泌が始まり、午前0時〜3時にかけて分泌のピークを迎えると言われています。(P.94-95)


美容や老化防止のことを考えると、12時には就寝していた方が良いと言えそうです。


まとめ:美容・ダイエットのための睡眠とは?

ダイエット

さいごに、美容・ダイエットのための睡眠のポイントをおさらいしておきましょう。


・12時前には就寝し、メラトニンをしっかり分泌させる

・最初の3時間、深い睡眠がとれるように、ソファなどでうたた寝することを避けて、ベッドで就寝し、成長ホルモンを分泌させる

・十分な睡眠をとることで、寝不足による食欲増加を防ぐ


しっかりと睡眠をとることは、美容やダイエットの面でもメリットがあります。しかし、「睡眠が健康や美容のためにはいいと知ってはいるけど、眠れない」「朝起きられなくて昼ごろ起きてしまい、睡眠リズムが崩れてしまう」という方もいらっしゃるでしょう。


次回は、眠りの質を高める睡眠のコツについてご紹介していきます。


※1 産経ニュース 日本人の睡眠時間



▼参考



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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