ビューティー

お風呂上がりに保湿剤は逆効果?「ムダかもしれないスキンケア」

スキンケア

私は以前から気になっていたことがありました。


それは、「女性は昔から男性の何倍もスキンケアに時間と労力を使っているのに、なんでおばあちゃんの肌とおじいちゃんの肌に違いが見られないのか」という問題です。


数々のスキンケアや美顔器などに本当に効果があるのだとしたら、女性の方が男性より圧倒的に肌が綺麗になってないとおかしいですよね? ですが、現実には女性と男性の肌質に大きな違いがあるとは思えません。


「女性のしているスキンケアって意味のないものが多いのでは?」という私の長年の仮説にひとつの答えを出してくれたのが、美容科学者のかずのすけさん著『オトナ女子のための美肌図鑑』(ワニブックス)です。本書では、「ムダどころか逆効果のスキンケアをしてしまっている女子が多い」という点が指摘されています。


せっかく時間とお金をかけて肌を磨いているのに、それが逆に肌を痛めてしまっていた、なんてことになってしまったら悔しいですよね。今回は、本書を参考に、「ムダかもしれないスキンケア」とは何かを解説していきたいと思います。


【ムダかもしれないスキンケア1】「お風呂上がりに毎日ベビーオイルを塗る」はムダ?

ベビーオイル

お風呂上がりにベビーオイルなどの保湿剤を塗っている人は多いのではないでしょうか? 「スキンケアの基本は保湿」というのは事実ですが、かずのすけさんは、「オイル保湿は皮脂分泌を減らし、むしろ乾燥ボディになる」と指摘しています。


お風呂上がりの肌にオイルを塗るという美容法。これによく使われる「ベビーオイル」は直接肌に塗るとインナードライを招くことがあります。植物などの油脂なら平気ですが、酸化や肌荒れのリスクも。もともとの肌の保護に必要な油分はごく少量の皮脂で十分なのに、別の油を毎日大量に塗り続けると体が皮脂分泌を減らして慢性的な乾燥肌の原因にもなりえます。(P.159)


では、肌が乾燥している場合はどのような対策を行えばよいでしょうか? まずは、「ボディーソープの洗浄力を落とす」次に、「保湿が必要ならセラミド配合のボディークリームなどを使う」ことで、乾燥肌を改善することができるといいます。


肌を保湿するためにも、オイルを毎日使用することは控えましょう。


【ムダかもしれないスキンケア2】「化粧水はパッティングで奥まで染み込ませている」はムダ?

パッティング

化粧水などの基礎化粧品を、肌の内部にまで浸透させるために、コットンや手などを使って入念にパッティングしている女子は多いですよね。実は、かずのすけさんに言わせれば、パッティングも百害あって一利なしだというのです。


パッティングは肌が黒ずむだけ! ハンドプレスやパッティングを一生懸命しても、化粧品は角質層までしか浸透しません。それどころか、パッティングは肌を叩くので、皮膚にとっては刺激です。刺激を受けると、皮膚は自らを守ろうとして、「メラニン」を生成し、シミや黒ずみの原因になるのでやめましょう。(P.69)


【ムダかもしれないスキンケア3】「安い化粧水を大量に使って肌を潤す」はムダ?

化粧水

「化粧水は高いものをケチケチして使うより、安い化粧水でいいからたっぷり使った方がいい」というスキンケアの豆知識を聞いたことがある方も多いのでは? 私も一時この説を信じていたのですが、かずのすけさんによると、こういったスキンケアもムダ(むしろ有害)である可能性が高いというのです。


どんなに優れた商品でも中身の100%が良い成分ということはありえません。例えばパラベンのような防腐剤は、少量なら全然問題ありませんが、量が増えると刺激になることがあります。化粧水を必要以上に重ねることは、刺激のリスクも積み重ねることになるのです。(P.71)


化粧水は、メーカー側が推奨している500円玉大の使用で十分。重ねすぎは、肌に余計な刺激を与えてしまう可能性があると心得ておきましょう。


【ムダかもしれないスキンケア4】「毎日の酵素洗顔で肌の汚れをしっかり落とす」はムダ?

洗顔

酵素洗顔って肌がスッキリして、「汚れをしっかり落としている」感じがするので病みつきになりますよね。私自身も酵素洗顔大好きっ子だったのですが、酵素洗顔を愛用しすぎることも肌にとってはマイナス効果があるといいます。


酵素とは「分解作用」を持つ成分です。皮膚の汚れは「タンパク質」なので、タンパク質分解酵素が入った洗顔料や洗濯洗剤を使うと、汚れがよく落ちるというしくみ。ところが、汚れだけでなく、実は肌もタンパク質なのです。つまり、酵素洗顔は、汚れと一緒に肌も分解するということ。頻繁に行うと、肌表面にあるバリア機能「角質層」も分解され、肌トラブルや敏感肌に……。(P.55)


酵素洗顔の使用は、多くとも週に一回にとどめておきましょう。


さいごに

スキンケア

私を含め、女性たちは、ムダというかむしろ肌にとって有害になるスキンケアを「肌にいい」と思って続けてしまっているケースが多いように思います。


スキンケアや化粧品で肌を痛めてしまわないために、「不必要なスキンケアを取り入れてしまっていることが多い」「塗ることで逆効果になっている場合もある」という点を心にとめておくべきでしょう。



■参考■



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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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