ビューティー

日焼けだけじゃない!意外と知らない「肌の老化を進める5つの原因」

肌の老化

20代後半〜30代は、肌の変化に敏感になる年代でしょう。


シミやしわ、ほうれい線、たるみ、毛穴などが一度できてしまったら、改善するのは至難の技です。近年、美容医療の発展にともなって、ヒアルロン酸注入でほうれい線を消したり、たるみを糸リフトで引っ張り上げたりすることは、比較的容易になりました。ただし、美容医療は、失敗するかもしれないというリスクが常に付きまといます。また、美容医療を一度取り入れると、定期的にメンテナンスしなければならないことが多く、高額な出費になりがちです。


美容医療を否定するものではありませんが、できれば、医療に頼る前に肌の老化を食い止めたいものです。そのためには、老化の原因を知り、日頃から老化を促進させない生活スタイルを選ぶ必要があります。


今回は、『革命アンチエイジング―若々しく美しく元気に生きる 米国アンチエイジング医学会公認の完全ガイド』(西村書店)を参考に、肌の老化を進める5つのメカニズムについてご紹介します。


なんで肌は老化するの? 肌の老化を進める5つのメカニズム

考える女性

肌の老化を食い止めるためには、まずは肌が老化する原因について知る必要があります。本書では、肌の老化には5つの主要なメカニズムがあると述べています。(P456-458参照)


【肌の老化のメカニズム1】フリーラジカルダメージ

フリーラジカルとは、高度に帯電した分子のことです。


フリーラジカルは、他の分子から電子を奪い、細胞を傷つけてしまいます。傷つけられた細胞は酸化してしまうため、肌の老化が進みます。フリーラジカルダメージから肌を守るためには、抗酸化物質であるビタミン・ミネラルなどを摂取する必要があります。


【肌の老化のメカニズム2】ホルモンレベルの低下

若い男女の体内で生まれるホルモン(DHEA、エストロゲン、プロゲステロン、テストステロン、アンドロステネジオンなど)は、皮膚の柔軟性と関連のあるものです。加齢によってホルモンが作られなくなっていくに従い、皮膚は変化していきます。


【肌の老化のメカニズム3】太陽光線による光老化

日焼け対策をせずに太陽の光を浴びると、最小限の日焼けでも皮膚に影響をおよぼします。車に乗り込むまでのわずかな時間に日光にさらされているだけであっても、長年蓄積されると、ちりめんじわ、変色、皮膚がんを引き起こしてしまう可能性があるのです。


早期老化の皮膚症状の90%は紫外線が原因であるとされていることからも、いかに紫外線対策が大切かお分かりいただけるでしょう。紫外線は、しわ、ちりめんじわ、ほくろ、しみ、毛細血管拡張症、にきび、乾燥肌などの原因になります。


【肌の老化のメカニズム4】喫煙

タバコを吸うと、光老化のダメージを悪化させます。キングスカレッジ(ロンドン)の研究では、タバコと肌の老化の恐ろしい関係が明らかにしています。


研究では、喫煙者11名の気質メタロプロテアーゼ(炎症やがんの進行に関与している物質)のレベルが、紫外線にさらされる前の時点ですでに、非喫煙者19名に比べて高いことが分かりました。また、喫煙者の皮膚のコラーゲンタンパク質が広範囲のダメージを受けていることも分かったといいます。研究チームが、手術以外にこのダメージを回復する方法を見つけ出すことができなかったことから、喫煙による肌の老化はほとんど避けられないものであることが明らかになりました。


【肌の老化のメカニズム5】メイラード反応

メイラード反応とは、褐色物質(メラノイジン)を生み出す反応のことです。


加齢によるメイラード反応によって生じる組織タンパク質の架橋結合(異なる構造同士がイオン性相互作用などで結びついて、 構造を安定化させるような結合)が皮膚細胞におけるペントシジン(タンパク質と糖が過熱されてできた物質)のレベルを上昇させ、皮膚の褐色化とコラーゲン変化をもたらします。


加齢に伴う皮膚トラブル6つと予防策

皮膚トラブル

つぎに、加齢によっておきる皮膚トラブルと予防策についてみていきましょう。(P461-469参照)


【加齢に伴う皮膚トラブル1】こじわ・ちりめんじわ

しわの予防策として大切なのは、紫外線対策です。5分でも日光にさらされるときは、SPF15以上の日焼け止めを塗りましょう。また、紫外線がもっとも強い午前10時から午後3時まではなるべく日光にあたらないようにしましょう。


【加齢に伴う皮膚トラブル2】皮膚の変色

皮膚の変色の原因も、長年太陽光線にさらされたことにあるため、予防策としてはやはり日焼け止めが最良の選択だといえます。


【加齢に伴う皮膚トラブル3】皮膚の菲薄化

年をとると、肌が薄くなります。主な原因は、ホルモンの減少です。アンチエイジングのためには、ホルモンの減少に対抗することが不可欠です。女性ホルモンのバランスは、食生活や生活習慣で改善することが可能です。


【加齢に伴う皮膚トラブル4】乾燥肌

乾燥肌には、栄養不良や熱いお湯でシャワーを浴びすぎるなど、様々な原因が考えられるため、原因別の対応をする必要があります。栄養不良の場合は、ビタミンAとBの摂取を心がけましょう。


【加齢に伴う皮膚トラブル5】皮膚のくすみ

加齢によりターンオーバーの速度が低下すると、死んだ皮膚細胞が積み上がり、皮膚がくすみ灰色っぽくなります。禁煙、運動不足解消、健康的な食事によって、くすみを改善することができます。


【加齢に伴う皮膚トラブル6】毛穴

毛穴は詰まると大きくなります。死んだ皮膚細胞、メーク、汚れ、発汗、過剰な皮脂などはつまりの原因になります。毛穴を目立たせたくないたら、詰まらせないこと、つまり日常のクレンジングが大切なのです。


さいごに

笑顔の女性

今回は、肌の老化を進める5つの原因についてご紹介してきました。


肌の老化を予防するには、日焼け対策や運動、食事など、多方面からアプローチしていく必要がありますが、もっとも大切なことは、紫外線を予防することです。


20代、30代の生活習慣で、40代以降の老化スピードは変わっていきます。暑い夏に日焼け止めを塗ることはもちろん、冬でも紫外線対策を怠らないようにしましょう。



参考

『革命アンチエイジング―若々しく美しく元気に生きる 米国アンチエイジング医学会公認の完全ガイド』

著者:ロナルド・クラッツ、ロバート・ゴールドマン

監訳:岩本俊彦

出版社:西村書店




▼気になる肌トラブルを解決するには?

乾燥肌を漢方薬で改善できます


「痩せるツボ」「美肌になれるツボ」…ツボってそもそも何?


美肌食材を手軽に味わう!アボカドわさびうどん


実は案外見られてます!背中ニキビの原因と予防法を知ろう



  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

女子力アップ

編集部ピックアップ

女子カレとは?

今週のお悩みQ&A

広告掲載について

Facebook

Twitter

ページTOPへ