ビューティー

本当は怖い!?手作りコスメの注意点

みなさん、こんちには。

美容家/ビューティープランナーの斎藤可奈子です。

近年、化粧品が【原価は安いのに高額で販売されている】という噂があり、『経済的にもお得に自分に合ったコスメを自分で作りたい』、『防腐剤を使わずに常に新鮮な化粧品を使いたい』などの理由も手伝って、コスメを自らの手で作る方が増えてきています。

 

しかし、こちらも正しい知識がないと、お肌にとってプラスどころかマイナスになってしまうことがある事をご存じない方がほとんど…、今回はそんな手作りコスメの注意点や既製品のコスメとの違いをお話ししたいと思います。

◆有効成分を混ぜてもお肌に浸透するかは別問題

既製品のコスメにはもちろん化粧品の原価に加えて、それを製造する工賃、宣伝広告費などが加算されて販売されていることは確かです。

自作のコスメであれば、その費用はもちろんかかりません。

しかしながら、実際お肌に使う化粧品はそんなに簡単に作れるものではありません。

 

 みなさんも「ナノ化」や「イオン化」などの言葉を耳にしたことがあると思います。これは分子サイズの大きい有効成分をよりお肌の奥まで浸透させることができる技術です。こういった技術によって、お肌の表面だけではなく、お肌の奥までしっかりと有効成分を届けることができるのです。

自分で作るコスメにこんな技術を取りいれようとしても到底不可能なお話! どんなに、自分のお肌に合った有効成分を混ぜてもお肌の奥まで浸透するのかは別問題なのです。

もちろん化粧水だけではお肌の潤いは足りません。

乳液やクリームになってくると、乳化させるために強力な[かくはん機]が必要ですが、当然一般家庭にそういった機器は無く、かといって手で混ぜるには限界がある為、既製品よりも大量の界面活性剤などを使用する事になってしまいます。

こうなってしまっては、栄養がしっかりとお肌に届かない上に原価まであがってしまいます。

 

 ◆『冷蔵庫に保存している』というだけで安心してませんか?

手作りコスメのメリットには『防腐剤』を使用せずに『常に新鮮なコスメ』を使えるという点にあります。

自分で使う分だけのコスメだから、その都度新しいものになりますが、決して毎日は作りませんよね。たいていの方が『ある程度の量を作って冷蔵庫で保管』だと思いますが、この冷蔵庫に入れているという点に安心しきっていませんか?

日頃の冷蔵庫に保存した食材を想像してみて下さい。たとえ冷蔵庫に入れていたとしても時間が経てばカビが生え腐りますよね?

手作りコスメも同様!

時間がたてば細菌が発生しますし、カビなどの菌は-20℃以下でないと死にません。

作った初日はいいかもしれませんが、日が経つにつれ目には見えない微生物が発生したコスメを知らないうちに使用してしまっているなんてことにもなりかねないのです。

 

自分のお肌に使うコスメだからこそ安心安全で自分に合ったものを使いたいという気持ちはわかります。

しかしながら、正しい知識をもっていないと安心安全と思っていた手作りコスメが逆にお肌に悪いものになってしまっている可能性もあるのです。

 

お肌を整え美しくするために使用するのがコスメです。

その機能や効果を最大限にひき出すコスメを作るには、設備や環境を考えると自宅では限界がある様に思います。

もちろんそれでもチャレンジしてみたい!という方もいらっしゃると思いますので、その際にはしっかりとした正しい知識を持って作成・使用されることをおすすめします。

  • 斎藤 可奈子(美容家)

    某日本最大手化粧品メーカーにて、ビューティーコンサルタント7年、化粧品メーカー2社で商品企画を経て、手掛けた商品が美容媒体にて13賞受賞。その後、株式会社La Shibuya Anelaを設立。

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