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なんで痩せたいの?ダイエットに依存してしまう原因とは

女性を幸せにする本

日本で女性として生まれた人で、一度もダイエットをしたことが無いという人は少ないでしょう。


日本は、世界基準で見ればスリムな女性が多いにも関わらず、女性誌ではダイエット特集が毎号のように掲載され、次々と新しいダイエット方法がブームになるなど、「痩せること」に対する拘りが世界一高い国であるとも言えます。


女性が美しくいたいと思うことや、スリムな体形でかっこよくファッションを着こなしたいと思う気持ちは自然なことです。


ですが、行き過ぎたダイエットは、摂食障害や骨粗しょう症といった命に係わる病気を引き起こしてしまいかねません。


今回は、『ダイエット依存症を乗りこえる! 正しい治し方と知識』をテキストに、女性が痩せに執着する理由と、健康的に痩せる方法について解説していきます。


痩せたい願望が強すぎる人は、自分を信頼できていない

「痩せたい」には、理由があります。


痩せる方がモテるから、痩せている方が若々しく見えるから、太っているとだらしないなどマイナスのイメージがあるから…など人によって認識している理由は様々でしょう。


本書では、70年代に女性の社会進出が進むにつれて、これまでの「家にいて、家庭を守り、家事をするふくよかな母親」という理想の女性像から、「スリムで活動的な社会で活躍できる女性」がクールなものとみなされるようになってきたことも、痩せたいという気持ちを促す原因のひとつだと指摘しています。


理想の体型を目指して、「健康的に運動をして痩せる」ならなんの問題もありませんが、中には過激なダイエットをして体調を壊してしまう人もいます。


著者は、そういった痩せることに過度にこだわる人は、ありのままの自分を愛せず、自分を信頼できていないことが原因で、ダイエットに依存していると指摘しています。


ダイエット

自己愛の問題を抱えている人は、行動だけではなく、見た目のカッコよさを追求する傾向があります。例えば、横文字の仕事に就きたいと思ったり、勉強がうまくいかないと思うと海外留学をしたりします。とにかく見た目が大事なので、学歴、身長、体重、ブランド物など、ステイタスのシンボルに依存してしがみつくのです。

ところが、学歴や芸術的な技術などは簡単には手にはいりません。(略)そこで、だれが挑戦しても成功する可能性があるのが「体重の管理=ダイエット」だと考え、「やせている自分」を理想化することによって、摂食障害になってしまう人もいます。(P.40)


自分に信頼感がある人は、「人からどう見えるか」に拘りません。見た目の良さや痩せていることが自分の価値とイコールだとは考えていないからです。


しかし、自分に対する信頼がなく、そのままの自分ではいけないと考えている場合、「痩せているかどうか」「周りからどう見られているか」が自分の価値を決定すると考えてしまいます。そのため、過度なダイエットに走ってしまうというわけです。


「強い自己不信・愛されない不安→過激なダイエット」の流れを断ち切る

両親と不仲

自己不信や愛されないという不安が強い原因として、「幼いころ、親から無条件に愛されていると感じなかった」など、両親との関係に端を発している場合があります。「普通の自分ではダメなんだ」という思いが幼少期に形成されてしまっているのです。


この自己不信を捨て、「信頼できる自分・ありのままで愛される自分」になることで、ダイエット依存から抜け出すことができます。


やせ願望が強い人は、等身大の自分をイメージすることができません。その人が思い描いている、理想的で万能的な自分、ほかの人と違った特別な自分でなければ受け入れられない、という病理を持っているからです。そうでない自分は、まったくとりえのない自分、ということになります。等身大の自分を見つけ、受け入れ、ありのままの自分を育てていくことが治療の目標になります。(P.72)


「ありのままの自分を受け入れる」「自分は自分のままでも愛されると知る」ためには、「人と比べない」「人からどう見られるかを気にしない」など日々の心がけが大切です。ただし、一人ではダイエット依存や摂食障害からの回復は難しい場合もあります。そういった場合は、カウンセラーや保健師・医師などに気軽に相談してみましょう。


さいごに。健康的なダイエットとは

笑顔の女性

さいごに、「いつもと同じように食べても太らない食事法」をご紹介します。


①食事は野菜から食べる。最後に炭水化物を食べる。

②時間をかけて食べる。早食いしない。

③食べたあとに食休みをしないで、すぐに、10分間でもいいから散歩などをする。(P.90)


どれも日常生活でできるささいなことなので、健康的にダイエットしたいという方は、日々の食事法に取り入れていただければと思います。


綺麗になりたいと思うのは女性として自然なことです。ですが、常にダイエットのことを考えていたり、痩せることに異常に執着することは、健全な状態だとは言えません。


ダイエット中心の日々になってしまっていたり、過激なダイエットで繰り返してしまう場合は、なぜそうなってしまったのか、根本的な原因を見つめなおす必要があるでしょう。体調に問題がある場合は、迷わず医師などの専門家を頼りましょう。



今回ご紹介した本

『ダイエット依存症を乗りこえる! 正しい治し方と知識』

著者:市橋秀夫

出版社:日東書院本社




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  • 今来 今(フリーライター)

    神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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