髪は一度痛むと元には戻らない!?意外と知らない正しいヘアケア

  • 更新日:2016/09/26

「髪質改善」や「傷んだ髪を補修」など、さまざまなうたい文句で販売されているヘアケア商品。髪が元の状態に戻ることを期待して、購入する人も多いのではないでしょうか。しかし、一度傷んだ髪が元の状態に戻ることはないそうです!


髪は本来「死んだ細胞」のため、外からのケアが非常に重要です。もともときれいな髪質でなくても、ヘアケア次第では、「きれいに見せる」ことは十分可能ですよ。

今回は、髪の性質に沿った「今すぐできるヘアケア」を紹介してします。


髪は死んだ細胞。重要なのは「守る」こと

お肌の細胞は、自己再生能力あり、生きている限り何度でも細胞は生まれ変わりますが、髪の細胞は異なります。頭皮から現れた部分の髪の毛は、死んだ細胞のため、生まれ変わることはありません。髪が痛んでしまったら、自分で修復することはできません。

だからこそ、髪の傷みが今以上に進まないためのヘアケアが必要なのです!


生まれたての髪が一番きれいな状態です。

その後、紫外線や乾燥、ドライヤーの熱など、外から受ける刺激で髪は徐々に傷み始めます。毛先がパサつきやすいのも、刺激を長い時間受けてきたからです。

たった一度のパーマやカラーだとしても、キューティクルが開いてしまうため、元の状態に修復されることはほぼないでしょう。


慌ててシャンプーやトリートメントなどのヘアケアをしたところで、一度傷んだ髪をもとに戻すことはほぼ不可能!それでは、今までのヘアケアは意味がないのでは?と疑問に思うかもしれませんが、髪の内側から修復するというのが難しいというだけで、外からアプローチするヘアケアは有効です。

簡単に言うと「きれいな髪に見せる」ことがヘアケアにおいて重要です。


髪質は関係なし!きれいに見せるための方法

「きれいな髪に見せる」ためのカギとなるのが、髪の一番外側の層である表皮にあたる組織の「キューティクル」。キューティクルの主な成分は「タンパク質」で、髪のツヤや光沢を左右し、キューティクルが健康だと髪はツヤツヤになり、ときに、光沢のある髪にできる頭「天使の輪」が出現することもあります。


内部のタンパク質や水分を保護し、外部からの刺激から守ることがキューティクルの役割。ブラッシングや水道水、薬剤などの外部刺激を受け続けるとキューティクルが壊され内部の栄養が流失。パサパサ髪や切れ毛、枝毛など、さまざまなトラブルの原因になります。


さらに、キューティクルの表面には「18MEA」と呼ばれる脂質が存在します。18MEAは身体から排泄される天然の油分のようなもので、うろこ状のキューティクルを接着する役目があり、髪の毛の油分として摩擦を軽減し、ツヤと潤いのある手触りを与えてくれます。この油分が不足すると、手櫛が通りにくくギシギシしたり、摩擦が生じて艶や柔軟性が無くなったりするのです。


キューティクルを守るトリートメント

キューティクルは、残念ながら一度失ってしまうと完全には元には戻りません。冒頭にあった「髪は一度傷むと元には戻らない」という根拠は、キューティクルの性質のことです。ケアの仕方次第では、つやつやの髪になれるのです。


トリートメントは、髪の栄養剤。

傷んでいる場合には、必ず使いましょう。トリートメントをするときは、タオルドライで髪の水分をできるだけ取るのがポイント。たっぷり水分が残っているとトリートメント成分の浸透を妨げてしまいます。さらに、5分から10分くらい時間を置くことで、トリートメントの栄養分が髪の奥まで浸透し、ツルツルな質感に!

シャワーキャップや暖めたタオルで蒸すとより効果的です。


そんな効果抜群のトリートメントですが、すすぎはしっかりと行いましょう。頭皮にトリートメントが残ると皮膚炎の原因にもなりかねません。また、髪の毛が濡れている状態は、キューティクルが開いている状態です。そのために濡れたままの髪を放置しておくのは、とても髪の毛に負担がかかります。


キューティクル向きを揃えよう!ドライヤーのコツ

まずは「タオルドライ」。タオルで髪を軽く挟みながら、優しくたたくように水分を取ります。根元を拭くときには、頭にタオルを乗せ、くるくると円を描くように手を動かします。


キューティクルはうろこ状で、下方向にうろこが向いています。髪の根元から毛先に向けてドライヤーの風をあてることで、シャンプーで開いたキューティクルが閉じて髪にツヤが出ます。

ドライヤーのかけ方で、キューティクルの向きが整うかどうかは決まります。髪に癖が付くのは、一度温めた髪が冷えるとき。最後に冷風で仕上げれば、髪型はキープされやすくなり、ツヤも出ます。


濡れている髪は、もっとも傷みやすいので、髪を乾かさないまま寝るのはNG!髪と枕が摩擦を起こし、キューティクルが剥がれる可能性があります。


キューティクルに効くヘアケア剤とは

ダメージが進んだ髪のお手入れをするときは、キューティクル補修専用のエッセンスなどを取り入れましょう。キューティクルは「タンパク質層」の上に、「脂質層」が結合した2層構造。


キューティクル補修専用のエッセンスなどを取り入れることで、傷んだタンパク質層の凸凹を埋め、機能を再生することができます。エッセンスでキューティクルをコーティングして、守る感じです。そのうえでコンディショナーなどを使うと、脂質層が再生され、摩擦が起こりにくくなるようです。


髪をきれいに見せるには「キューティクル」を整え「摩擦」に気をつけること。いくら高いヘアケア品を使っても、キューティクルが傷んでいては、吸収した栄養を保持することができません。きれいな髪は「キューティクルの保護」からといっても過言ではないでしょう。


女性を美しく見せるのは「第一に髪型」という意味の「一髪二化粧三衣装」ということわざもあります。化粧も衣装だけではなく、自分の持つ髪にも意識を向けてみることが、イイ女への近道かも知れませんね!


参考:Neverまとめ「髪よ、お前はもう死んでいる!だから必要なヘアケアまとめ」

参考:美容師おすすめシャンプーランキング「髪質改善!髪の毛がパサパサなのはキューティクルが原因」

参考:WELQ「キューティクルは再生不能?パサパサ髪を補修して艶髪美人を目指す方法!」

参考:MERY「艶髪を手に入れる!トリートメント&コンディショナーの効果を引き出すには?」

参考:綺麗のミカタ「ドライヤーの冷風の使い方とドライヤーに冷風機能が付いている理由」


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