実は秋冬の方が多い?!紫外線量と対策
- 更新日:2016/05/30
- 公開日:2013/12/04

こんにちは、ホリスティックビューティーアドバイザーの山口奈里子です。
ぽかぽかと柔らかい日差しが心地いい秋冬、ついつい油断しがちですがUVケアはきちんとしていますか?
実は、警戒している夏場よりも冬の方が紫外線量が多いかもしれない・・・という事実をお伝えします。
■紫外線を浴びる量に注目!秋冬の油断に要注意
夏に比べると量は少なくなりますが、冬も紫外線はしっかり降り注いでいます。
紫外線の種類について、「UV対策の新基準! 「日焼け止め」をきちんと味方に、美肌を保つ。」も参考に、おさらいしておきましょう。
UVA・・・肌を黒くする。紫外線の中ではエネルギーは弱いが、肌の深い部分まで到達する。
長時間の積み重ねで真皮内のコラーゲンなどを変形させ、しわやたるみの原因に。
別名、生活紫外線。
UVB・・・UVAよりエネルギーが強く、主に皮膚の表面(表皮)に影響を及ぼす。ヒリヒリ赤くなる炎症を引き起こしシミの原因に。別名、レジャー紫外線。
冬の紫外線量は、真夏の3分の1程度と言われていますが、注意したいのはUVAを浴びる量の積み重ね。
夏のようにジリジリ日差しを感じない分、気を抜いて陽にあたってしまったり、UVケアをせず外出するのは危険です。
例えば、真夏の10分で浴びるUVAを100%とすると、冬の30分間浴びた紫外線量を計算すると、100×1/3×3=100%。つまり、真夏の10分と冬の30分は、ほぼ同じ紫外線量ということになります。
30分以上、日なたぼっこをしていたら、真夏の10分より多く紫外線を浴びている計算になってしまうのです。
■ 秋冬にオススメしたいUV対策
・UVAは部屋の中まで届きます。家具を配置していた場所の日焼けが起こるのもUVAが原因です。カーテンごしの柔らかな光だから大丈夫、なんて事はありませんのでご注意を。
・UV機能のついた日中美容液や、ベース、ファンデーションなど、冬も必ず日焼け止めを使いましょう。ちょっとの外出だからすっぴんで・・・なんて時も必ず日焼け止めを。
・冬場に乾燥したお肌は、バリア機能が落ち紫外線からのダメージも受けやすくなってしまいます。普段のお手入れから、保湿力の高いスキンケアをしっかりと。野外スポーツなどの前にはシートマスクで肌の水分量をあげましょう。
・体の内側から水分を補給する事も大切。ビタミンCやポリフェノールなど抗酸化作用成分の入ったハーブティーで内側からの紫外線対策もオススメです。ローズヒップティーやルイボスティーは抗酸化力バツグン。
・目からの紫外線情報も、全身にメラニン色素をつくり出します。日中はサングラスを着用することを心がけて。
■ ■ コレで美肌偏差値UP!■ ■
・ UVAからのダメージは、浴びる量の積み立て型。秋冬の油断に要注意
・ 乾燥肌は紫外線ダメージを受けやすくなるため、しっかり保湿を
Written by Nariko Yamaguchi
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山口 奈里子
(モデル)
ホリスティックビューティーの観点から"内外美容"を追求。ストレスフリーで持続可能な心と体の健康美を提唱。『ココロ・カラダ、キレイ』をモットーに、各種メディア出演、講演、レシピ監修を行い美の発信を行う。
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