ジェルを塗る前に!知っておきたい爪の疾患
- 更新日:2016/05/30
- 公開日:2012/12/24
冬場は乾燥の季節ですが、湿気が多い季節に爪にカビが生えた経験ありませんか?
スカルプチュアやジェルが普及した近年、爪のカビについては昔より知られるようになってきましたが、いつもと違う爪の状態に早い段階で気付けたらネイルをもっと楽しんでいただけると思います。
爪の異常に気付かずにネイルを続けるとなかなか治らず、悪化するとネイルも楽しめなくなってしまうこともあるので、気をつけてくださいね!
日本ネイリスト協会のネイリスト検定を所持しているネイリストは検定を取得する際、爪の病気についても学び、筆記試験を経てネイリストになっているため、ネイルサロンでネイルをすれば爪の異常の発見は早いと思います。
ただ、ネイルはセルフでも親しみやすいおしゃれのひとつ。
自分の爪の変化に自分で気づけるようになることも、セルフでネイルを楽しむためには必要なスキルかもしれません。
今回は爪の病気についてお伝えします。
まずはよく知られているものから紹介します。
爪にできる縦筋、ささくれ。
これは主に乾燥が原因です。
横溝、白い点。
これは主に外傷が原因です。
爪の先端が湾曲したり
反り爪だったり
爪の一部が皮膚になっている場合、
これらも栄養不足などが原因ですが、上記の症状は爪が伸びていくことや保湿をしっかりすることでよくなるので、ネイルを続けても大丈夫!
ネイリストと要相談な爪の症状としては
噛んでしまっている爪、
内出血している爪、
爪に縦に亀裂が入っている場合、
が挙げられます。
こういった状態になっている時はセルフでネイルをせず、ネイルサロンもしくは皮膚科へ行くことをオススメします。
ここからはネイルを続けない方がいい症状です。
爪がポロポロとむけて、小さくなっている場合、
爪が異常に分厚い場合、
巻き爪などで爪の周りの皮膚が炎症を起こしている場合、
タコやイボがある場合、カビが生えていたり、水虫がある場合は他の爪に感染したり、ネイル道具を伝って他人に感染する場合もあるので要注意です。
また、強い衝撃などで爪が剥離している時もネイルアートは避けましょう。
これらの症状が見られた場合には、ネイルサロンでは施術をできないことがほとんどなので、病院へ行くことをオススメします。
なったことある!って症状、ありませんでしたか?
自分のネイルがいつもと違うなと感じたら、そのままネイルを続けずに専門家に相談して、
安全にネイルを楽しめるようにしてくださいね!
年間を通じて、色んなデザインを楽しんでいただくために
爪を健康に保っていただければと思います!
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吉岡 妙子
(ネイリスト)
有名人を何人も手掛ける人気ネイリスト。
成城大学卒業後、某大手化粧品会社にて営業、その後美容サプリメントのパッケージデザイン等を経て、ネイリストへ。サロンにてサロン経験、店長経験をつみ、独立。
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