メイクする女性

自分の気持ちを奮い立たせる「化粧品」というお守り

  • 更新日:2019/07/28

「大好きな人に褒められたい」

「もっとかわいくなりたい!」

「きれいになって振り向いて欲しい!」


そんな気持ちを忘れて早数年経っていますが、20歳~30歳の頃の記憶を頑張ってこじ開けると、人並みにきゃっきゃうふふとしていたことを思い出します。


「好き」という感情が「恋心」と結びつくと、自分でも信じられないくらいの馬力が出て、美容・コスメ・ファッションへの興味や気合が入る……という経験をしたことががある人は多いのではないでしょうか。


乙女心をぎゅっと詰めた「恋コスメ」

恋コスメ

そんな乙女心を体現するかのようなコスメといえば、通称「恋コスメ」と呼ばれるアイテムです。

excelのピンクミラージュ、通称「ピンミラ」が有名ですが、元々は、@cosmeや某掲示板の口コミで、本品を使うと「モテる」「プロポーズされる」「告白される」といった報告が続出し、恋に効果があると絶賛されたことがきっかけです。


上記のように口コミベースで広がり、見事「恋コスメ」の称号が一般認知され、現在まで続いています。そんなわけで、ピンミラは恋コスメ界の大御所といえます。


アンケートから見る「恋コスメ」

恋する女性

自分が恋愛戦線から離れており、記憶があいまいだったため、実態を知りたくて2019年6月27日から24時間、ぱぴこアカウントのTwitter上で簡易アンケート実施しました。


結果、恋コスメに関して、以下のようなことがわかりました。


●「恋コスメだから」買うのは少数派

●購入当時の年齢は20代前半が圧倒的多数

●「恋コスメ」は「モテ」を目指すものとは違う側面がある

●恋愛スイッチを入れたり、ときめきを得るための願掛け的なアイテム

●恋コスメで思い浮かぶアイテムはリップ


「恋コスメを購入した時の年齢は?」という質問には、7割以上が「20代前半」と答えるなど、若者向けの側面が強いことがわかりました。


現在はデパコスの中では、イヴ・サン・ローランの「ルージュ ヴォリュプテ シャイン」、エスティローダーの「ピュア カラー クリスタル シアー リップスティック」が恋コスメとしてカウントされており、その印象からか「恋コスメ=リップ」というイメージも強いようです。


デパコスの中でも価格帯は安いリップかつ、その他「恋コスメ」としてあげられるアイテムの多くがプチプラアイテムであることと、アンケート結果の購入年齢層からも、ターゲット層は恋愛に没頭できる若者向けであることが見て取れます。


モテとは違う「恋コスメ」の立ち位置

メイクを楽しむ女性

「モテメイクと恋コスメが違う」という中身を掘り下げると、「誰かに好かれることを目的とするよりも、自分がしたいこと(=恋)」のために恋コスメを買うという購買行動が浮き上がってきました。


「モテメイクと恋コスメの違いはどんな点なのかを具体的に回答してください」という質問では「おまじない」「スイッチ」という言葉がよく見られ、主語が「自分」である点が「男受け」という第三者を主語とするモテメイクとの違いとしてあがりました。


<解答例>

●モテメイクは男受けを目指すが、恋コスメは「おまじない」的な用途である

●自分の恋愛したい欲求を後押しするために買うのが恋コスメで、モテとは違う

●恋コスメは願掛けや、ときめきを後押しするために使う


モテが「不特定多数の人間から好意を向けられる」ことを目指した全方位的なものであるのに対して、「恋をしたい」という欲求は、「誰かに没頭したい」という個別具体的な欲望と言えます。


恋コスメは「特定の人」が決まっているかどうかは関係なく、「恋愛スイッチを押したい」という希望を後押しするような役割を担っており、自分自身のためにコスメを手に入れたいと思う主体的な選択の結果といえます。


「自分で選ぶ」の連続が人生であり、コスメはパートナー

化粧品を買う女性

「恋愛」は女子に呪いのように降りかかってきます。

キラキラしている恋愛、愛される女であること、「男受け」という言葉。


それらを目指すべきであり、正しいと思わせるようなキャッチフレーズは世の中に蔓延しています。「なんか違う」という違和感を感じても、あまりに大きな波であるため、飲まれてしまうことは多々あります。

しかし、人生は恋愛だけでできているわけではなく、女子が「めかす」場合もすべてが恋愛絡みなわけはありません。それは、「恋コスメ」と銘打ったアイテムへ求めるものが「自分の気持ちを上げる」であることからもあきらかです。


唐突に降ってくる変身願望は、生きている限り何かのタイミングで降って湧いてくるのだと思います。そんな時、いつもと少し違う自分になる「プチ変身」を叶えてくれるコスメは、自分自身の気持ちの後押しをしてくれる、まさに相棒です。


「きれいになりたい」も「もうちょっとがんばりたい」も「気分転換して進みたい」も、すべて自分の感情との付き合いです。そんな時におまじない的にコスメを手に入れて、自分で自分の機嫌をとっていきましょう。


参考

ぱぴこさんツイッター1 ぱぴこさんツイッター2 ぱぴこさんツイッター3 ぱぴこさんツイッター4 ・ぱぴこさんのTwitterより
質問箱1 質問箱2 質問箱3

▼バックナンバー

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・恋したコスメが廃盤になる女が力説する「欲しい物は即買え」コール&今のオススメ4選


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  • ぱぴこ (外資系OL ときどき ライター)

    外資系ときどき激務OL。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)

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