腹筋

「何回腹筋すればお腹が割れる?」という質問はムダ!?

  • 更新日:2019/07/18

前回までは私のおすすめの身体のほぐし方、身体のメンテナンス法をご紹介いたしました。

ここで一度、実践的なダイエットのやり方、今現在、コンテストに向けて私が行っているダイエットの進め方をご紹介したいと思います。

ボディビルダーなんて筋肉ムキムキで、ダイエットのやりかたなんて参考になるの?という声が聞こえてきそうですね。

ですがコンテストで上位になるには体脂肪をしっかり落として、筋肉を浮かび上がらせなければいけません。

つまり、きれいなボディラインを形作る筋肉を減らさずに、如何に体脂肪を減らしていくかがポイントです。


ゴールラインが違うだけでダイエットに向けたアプローチの仕方としては、皆様にもとても参考になるかと思います。

もちろん私も食事管理だけでなく普段から筋トレをしております。トレーニングと合わせて実践していることを忘れないでくださいね。


やっぱりダイエットは大事。筋トレだけではダメな理由

ダイエットする女性

ここで、私のクライアント様からよくいただく質問をあげます。

1.「そもそもボディビルは筋肉を付けることが目的でしょう?ダイエットなんてなんでするの?」

もう二十年近く前の話になりますが、ボディビルダーがコンテストに向けてダイエットすることをジムのオーナーやコンテストに出ている先輩から初めて聞いたときは、私も驚きました。


2.「腹を割りたいのですが、毎日何回くらい腹筋をすればいいですか?」

こちらも大変多くいただく質問です。

身体に脂肪があるといくら筋肉が付いていても、筋肉の細かい形は見えません。

一生懸命腹筋をして十分に腹筋を発達させても、その腹筋の上に分厚い脂肪があれば、シックスパックは永遠に表面には見えてきません。


ボディビルコンテストでは筋肉のサイズだけでなく、一つ一つの筋肉の形や身体全体のバランスなど、多くの項目が評価の基準になります。

ステージの上で筋肉の形をきれいに浮かび上がらせるためには、極限まで体脂肪を落としていく必要があるわけです。

私の経験ではボディビルコンテストで上位に入るためには、体脂肪5~7%までは落とす必要があるかと思います。


そこまで体脂肪を落とすには簡単にはいきません。いろいろな方法を駆使して、とても苦労しながら達成しています。


3.「ボディビルダーほど体脂肪を落とすつもりはないんですけど…」

こんな声もありますね。

確かにゴール地点は異なりますが、そのやり方は皆様にも参考になるかと思います。


まずは基本をおさえる

カロリー計算

世の中には色々なダイエット法があり、それぞれの方法に成功した話とうまくいかなかった話があります。

私も有名芸能人のダイエットの方法やブームになっている食事法など様々なダイエットをトライしてきましたが、いいものもあったしダメなものもあったというところが正直な感想です。


私の持論ですが、人間は今も昔も身体の材質はもちろん構造も何一つ変わっていません。

まずは基本となる方法で行うのが失敗しないやり方なのかなと思っております。


で、その基本ですね。まずは一日の摂取カロリーを把握することです。

自分が今どのくらい食事からカロリーを摂っているかを計算します。今はネットでもアプリでも簡単に、食べたものとそのグラム数を入力するだけでカロリーが計算できますね。

ぜひ利用してみてください。


ちなみに私は秋から冬にかけての筋肉増量期は3500から5000kcal食べていました。お腹いっぱい食べてますね。

そして大事なのが毎日の体重測定です。計るのは簡単です。私も大体同じ時間に体重を測っております。

問題は評価方法です。毎日の測定結果に一喜一憂してはいけません。私は一週間分の体重測定結果の平均を計算して、先週の一週間の平均と比較します。


例えば日曜日の夜に体重を測ったら六日前の月曜日から今日の日曜日までの体重の平均と、先週の月曜日から先週の日曜日までの体重の平均を比較します。

毎日の体重測定結果 一週間の体重測定結果

上のグラフは毎日の体重測定結果です。下は一週間の平均です。


ご覧の通り毎日のグラフは増えたり減ったりで全然うまく進んでいないように見えます。ところが一週間の平均で見ると順調に体重が減っていることが分かります。


「今週一週間の平均体重 < 先週一週間の平均体重」でしたら順調にダイエットが進んでいると判断します。


食事による体重のコントロールはやり方によって人それぞれ本当に、向き不向きや進み方に違いがあります。

私も去年はうまくいったから今年も同じ方法でうまくいくかと思ったらダメだった、だから次の手を使おうというのが普通です。

ダイエットはいろいろなやり方を知って一つ一つ試して、それを評価しての繰り返しかと思います。


ですが大切なのは基本です。まずは基本を押さえておかないと何がベースなのかブレてしまいます。

今回はそのベースである、カロリーを計算することと体重の評価法をご紹介しました。

次回、ダイエット中に体重の変化が停滞した場合の方法をいくつかご紹介したいと思います。


▼前回までのコラムはこちら▼

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  • 大関 淳 (NSCA-CPT、JBBF公認一級指導員、ゴールドジム公認パーソナルトレーナー)

    大卒後二十年に渡り、自動車業界の国内外向けダイカスト設計業務に携わるも、夢を諦めきれず独学で資格を取得した脱サラパーソナルトレーナー。 2008,2010,2017年埼玉県ボディビル選手権クラス優勝

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