
気絶するほど美しく、高価で、難度が高い。インポートドレスという罠。
- 更新日:2019/06/09
- 公開日:2019/06/09
前回は会場選び時に確認するべき、ドレスにまつわるエトセトラをお送りしました。今回はウェディングドレスの中でも「インポートウェディングドレス」について語らせてください。本記事は趣味や怨嗟が入っているので、圧が強いかもしれません。
レンタルドレス料金は一律ではない

本題に入る前に、事前情報をお伝えします。パッケージプランに入っているドレスは選択できるものが限られてます。
例えば「カラードレスを含めたドレス2着、20万円」というコースがある場合、選べるドレスは「2着20万円コース用」のドレスだけです。ドレスショップのすべてのドレスから好きなものを!という訳ではありません。
選択できる中で気に入るものがあれば最高ですが、ドレスショップには無数のドレスが並んでいます。「素敵だな~☆」と思ったら、軒並み「そちらは追加料金がかかります」とにっこり笑顔で言われることはザラです。
目を引くドレスは高額で、プラン内では選べずに追加料金がかかることは「花嫁あるある」の一つといえます。
素敵なものは、高い。無慈悲な現実はドレスも同じ

「あのドレスは素敵だな、デザインも凝っているし」と目を奪われて、胸がときめいたら要注意。そのドレスたちは「別料金」エリアの内でも高額のインポート&デザイナーズブランドの確率が高いです。
ドレスも値段は本当にピンキリなのですが、「まじで!?」と思わず呟いてしまうお値段は、圧倒的にインポートドレスに多い。レンタルで40万、50万は当たり前。友人の1人は60万円のドレスを借りたそうです。ろくじゅうまんえん……。
ちなみに、「レンタルは安い」との先入観がありますが、そうでもありません。当然、購入よりは金額は下がりますが、販売価格の6~7割前後がレンタル料金の相場です。
60万円のドレスの販売価格は約100万円。と、考えると「新品でもなく1日着るだけのドレスに60万出すならば、思い出として100万は安いのでは!?」という、謎理論を構築しそうになります。
「いっそ買っちゃえ!」と思った?半年は必要です

「1度着るだけでこの値段なら買っちゃおう!一生の思い出だし!買います!」と叫んだあなた。ちょっと待ってください。そう簡単には買えません。
インポートものは日本に入ってきている数が少なく、在庫はほぼありません。日本に店舗があるブランドならばまだ希望がありますが、基本的にドレスショップ経由でオーダーし、購入することになります。
必要な期間は「最低でも半年程度」です。受注後に作成するブランドも多く、「欲しい!購入!」とAmazonのようにはいかないのが、非日常のお召し物であるドレスの難しいところです。
「じゃあ諦めてレンタルで…」 残念、レンタルも制約が多い

インポートに限らず、高額なドレスはほぼ「二次会利用NG」です。前撮りや二次会利用はもちろん、ハネムーンでの写真撮影など、数度の利用を考える場合はハナから条件にハマりません。
個数が少ないのはレンタルでも同様のため、5月や10~11月の大安吉日といった人気の日にちは、ドレスの予約が取れないことがままあります。運よくレンタル可でも、サイズはワンサイズのことが多く、ジャストサイズがあればラッキーです。
前回書いたように、ドレス選定は「式場選定後、半年~3か月前」に行うことを考えると、運命のドレスが「制約盛りだくさん☆のインポートドレス」だった場合、血眼になって自分で手配をしても間に合わない!ということになりかねません。
全方位で難易度高めのインポートドレス。でも、美しさも一級品

高額なインポートドレスを選定する方は、こだわりが強く事前準備に抜かりがないか、どんな困難もお金の力で塗り替える富豪かもしれません。
しかし、私のように「ズボラなくせにやり始めるとこだわりが強く、妥協が苦手な庶民」が後悔しないように、本記事を書かせていただきました。
多くの花嫁が「やりだすとこだわりが止まらなくて……」と語る気持ちは、私もやってみて感じました。私自身は「すべてはドレスを中心に選んだ」といっても過言ではない進行でしたが、それでも試着をするとチラっと迷いが生まれました。
決めることがたくさんあり、かつ期日に追われる大変なイベントではありますが、満足ができる内容になることを祈っています。
▼バックナンバー
・結婚式場を決める前に聞け!運命のドレスを着るための確認事項!
・太陽の季節の必須アイテム!トレンド感満載のアイウェアを手に入れろ!
・「持ちたい日傘」に出会えない!日傘難民におくる胸キュンアイテム4選
・初夏に開く毛穴をレスキュー!さっぱり保湿を助けるアイテム5選!
・肌ダメージは紫外線から!毎日のお供に力強い 日焼け止め 4選!
・年を取るたびに憂鬱になって焦る。「若さは女の価値」って本当?
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ぱぴこ
(外資系OL ときどき ライター)
外資系ときどき激務OL。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)
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